犬は様々なものを噛みます!
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愛犬を迎える日は、自分や家族にとって、とても楽しく、忘れられない、思い出深い日になることでしょう。しかし、同時に、室内犬を飼うと、部屋がボロボロになってしまう場合があるということも覚悟していなければなりません。
犬はとにかく様々なものを噛みます。目についたものはまずかじるといった様子です。思い出したくないことと思いますが、噛まれた人ならわかるかと思いますが、犬の噛む力はなかなか強いものです。歯は牙のようにとがっています。いわゆる甘噛み程度の噛まれ方でも、腕などを噛まれると、そこそこ痛いです。
愛犬が元気なことはとても良いことですが、そんな元気なワンちゃんが勢い良く壁や柱などをかじると、ボロボロになってしまうことがあります。そして、ボロボロになると、壁や柱などにささくれが生じ、家族や愛犬自身のケガの原因にもなりかねません。
室内にあるものをかじる行為の背後には?
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では、なぜ、犬は室内にあるものをかじるのでしょうか。犬が室内にあるものをかじる行為の背後にはどんな事情があるのでしょうか。
ストレスを発散している
例えば、予防接種が済んでいない犬については外出禁止です。1日中、家で過ごすことになるでしょう。思うように遊べず我慢しますのでストレスがたまってしまいます。そして、ストレスを発散させるためにかじってしまうことがあり得ます。
歯がかゆい
歯がかゆいということもあり得ます。歯の生え変わりのタイミングで歯茎がかゆくなります。実は犬も人間と一緒で歯が生え変わります。乳歯から大人の歯になる歯の生え変わりのタイミングで歯茎がかゆくなるわけです。
犬の場合は、人間とは異なり、かゆいからといって簡単に手を使ってかくことはできません。そのため、硬いものを噛むことによって、歯茎のかゆい箇所をかくことがあります。
遊びとして
犬は基本的に体を動かすことを好みます。とりわけ赤ちゃん犬は、遊びたくてたまりません。室内犬の場合、飼い主が仕事や学校などで留守にしている時は一匹で留守番をしているということも多いと思います。
それから徐々に家の人が戻ってきます。かまってくれる人や遊んでくれる人が徐々に増えて行くわけです。そうすると、赤ちゃん犬は喜んで、遊びたくてたまらない状態になることがあります。そんな時にケージから出してもらうと、うれしくてうれしくて家の中を走り回ってなんでもかじってしまうこともあるでしょう。
室内飼いが多い傾向に?
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昔は犬は外で飼うものというイメージが強かったかもしれませんが、最近の犬は室内飼いが多いようです。外で飼うと、色々と落ちている物や虫などを食べてしまうからという理由があるようです。室内で飼えば、当然ながら、部屋をボロボロになる危険性は高まるでしょう。