猫が布団に入ってくる理由とは?
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猫が飼い主さんの布団に入ってくるのはなぜでしょうか?
それには次のような理由があります。
飼い主さんのことが大好きだから
猫が飼い主さんの布団に入ってくる一番の理由は、飼い主さんのことが大好きだからです。
いつでもそばにいたいため、布団に一緒に入ってきます。
暖かくて狭い場所が好きだから
猫は狭い場所に潜ることが好きなので、布団の中に入ることで安心感を得られます。また、冬の寒さには弱いので、温かさを求めて布団にはいってきます。
飼い主さんと一緒にくっついて寝るなら温かさも倍増するため、一緒に寝ることを好みます。
飼い主さんを独り占めしたいから
猫は縄張り意識が強い生き物です。
そのため、飼い主さんと一緒に布団に寝ることで自分の縄張りだと思うようです。
飼い主さんに甘えたいから
猫は本来、成長すると共に母猫から離れ自立していきます。しかし、子猫から育てられた場合、飼い主さんのことを母猫の代わりだと思い、成猫になっても離れない子もいます。
特に去勢や避妊手術をした猫の場合、子猫の時の性格がそのまま残ると言われているので、甘えの気持ちから飼い主さんとずっと一緒にいたいため布団の中にも入ってきます。
猫が一緒に寝てくれない原因とは?
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寒い冬は愛猫と一緒の布団で寝たい!という飼い主さんは多いのではないでしょうか?
特に寒くなってくると、こたつやストーブ、エアコンよりも、暖かくて柔らかい猫が欲しくなってきます。
もちろん、暑い夏でもクーラーのかかった部屋で、愛猫も毎日一緒に寝たいものです。
朝目が覚めると、愛猫がすぐそばで丸くなって寝ている姿をみるのは、飼い主さんならではの幸せのひとときです。
しかし、猫が一緒に寝てくれない・・、布団から呼んでもこっちに来てくれない・・ということをだれもが経験したことがあるのではないでしょうか?
猫が一緒に寝てくれない原因とは何なのでしょうか?それには3つの理由が関係しています。
理由①寝る場所が気に入らないから
猫は常に快適に過ごせる場所を探しています。そのため、気温にとても敏感です。
布団の上や中で一緒に寝ることも快適ですが、それは寒い冬場のみです。
気温の高い夏場は、布団の上や中は暑苦しいため、涼しい場所を探し、ひんやりしたところで寝ることを好みます。
ですから、猫は気温に合わせていつも快適な場所で寝る可能性が高いと言えます。
理由②自立心や警戒心が強いから
子ねこの時は一緒に寝ていても、成長するにつれ自立心が強くなり、一緒に寝なくなる子もいます。
また、成猫になることで警戒心も強くなり、ひとりで寝ることを好むようになることもあります。
理由③飼い主さんを不快に感じているから
猫は犬ほどではありませんが、においや音に敏感です。今まで一緒に寝ていたのに寝なくなってしまったなら、飼い主さんのにおいや行動に原因があることが考えられます。
一緒に寝てくれる猫と寝てくれない猫の違いは何?
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一緒に寝る猫もいれば、毎晩いろいろな場所で気ままに寝る猫もいます。なぜでしょうか?
それは性格、つまり、個性の違いです。多頭飼いをしているなら、個々の個体がそれぞれの異なる性格をしているのではないでしょうか?
猫は本来、自立心や警戒心が強い生き物です。性格的に自立心や警戒心が強い猫の場合は、ひとりで寝ることを好み、人間はもちろん、ほかの生き物と一緒に寝ることもしません。
一方、人恋しいタイプの猫は、甘えん坊で、いつも飼い主さんの足元にすりすりしたり、膝の上に乗ってきたりするので一緒に寝ることを好みます。
このように猫が一緒に寝るか寝ないかは、個々の性格が大きく影響しています。
また上記でも少し触れましたが、寝る場所の環境や室温も関係してきます。多くの猫は、体温に近い場所を好む傾向があります。
布団が心地よい場所だと知っている子なら、一緒に布団で寝てくれることでしょう。