犬も鼻炎になる?
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飼い主のみなさん、愛犬が鼻水を垂らしていたり、ある季節になると、又はある場所に行くと、くしゃみをしていたりすることありませんか?それはもしかしたら、鼻炎の症状かもしれません。
鼻炎予防にサプリがオススメ
このような状態になっている愛犬を見るのは辛いですよね。
愛犬の鼻炎が起こらないようにするために、またもし鼻炎になってしまったとしても症状を軽くしてあげるために、鼻炎の原因と対処方法を調べてみました。また、鼻炎に効果があると言われているサプリメントをご紹介します。
犬の鼻炎の原因
犬の鼻炎の原因にはどのようなものがあるのでしょうか?今回は大きく分けて3つの原因について調べてみました。それは、ウィルスや細菌感染によるもの、異物が鼻に入ったことによるもの、鼻の中にできた腫瘍によるもの、という3つのタイプです。
ウイルスや細菌感染によるもの
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鼻の中にウイルスや菌が入り込み、鼻の粘膜に感染し炎症を起こすタイプの鼻炎です。なかなか症状が改善しない場合は、動物病院で獣医師に診てもらいましょう。必要な場合は、抗生物質や消炎剤が投与されます。このタイプの鼻炎は、適切な処置をされればほぼ完治し、予後の良いタイプです。
異物が鼻に入ったことによるもの
もう一つの原因としてよくあるのが、異物が鼻に入ったことによって起こる鼻炎です。異物とは、花粉やハウスダストといったアレルゲンが挙げられます。さらには、煙やガス等の刺激物が鼻に入り粘膜を刺激することが原因で起こるものもあります。
このタイプの鼻炎の場合は、アレルゲンとなっているものを避けたり、刺激物となるものを避けることにより対処できます。例えば、ある植物のある所で、よくくしゃみが出る、または鼻水が出る、ということがわかったなら、その場所を散歩の時に通らないようにすることができます。
また、ハウスダストがアレルゲンになっている場合は、家の中を清潔に保つことや、空気清浄機などを使用しすることによって症状を軽減できます。また、免疫力を高めるサプリメントを服用するなどして体質改善を図ることも、症状軽減につながります。
鼻の中にできた腫瘍によるもの
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鼻の中にポリープ等の腫瘍ができ、その症状として鼻炎のような症状が出ることがあります。
このタイプの鼻炎の場合は、動物病院で検査して獣医師に見てもらい、適切な処置が必要になるでしょう。外科的な手術が必要な場合もありますが、切除すれば予後が良いものであることが多いようです。
鼻炎を防ぐためにできること
愛犬が鼻炎にならないように,飼い主さんが日ごろから気をつけてあげる必要があります。
ウィルスや細菌による鼻炎や、腫瘍があることによって起こる鼻炎は、動物病院で診てもらわないと対処できない場合も多いですが、日ごろから愛犬の健康面に気をつけ、免疫をアップさせておくことで、鼻炎等の病気にならないようにすることができます。