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タイニープードルってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!


タイニープードルの特徴

Poodle is on the sofa with a sleepy face

gumichan/shutterstock.com

タイニープードルはアメリカで小さめのトイプードル同士を交配したところ、たまたま生まれたとされています。

アメリカでは「Tiny Toy Poodle(タイニートイプードル)」と呼ばれることがあるようです。

というのも、FCI(国際畜犬連盟)が公認しているプードルのサイズはスタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4種類のみです。

それで、トイプードルよりも小さいタイニープードルは、あくまでもトイプードルの一種ということになります。

さらに小さいサイズの「ティーカッププードル」も誕生しましたが、やはりトイプードルの一種として扱われています。

ジャパンケネルクラブ(JKC)も今のところFCIと同じ考え方をしています。

しかし、これからサイズの固定や公認が行われて、タイニープードルとして公の場に登場する日が来るかもしれませんね。

トイプードルよりももっと小さいプードルとして人気を上げてきているタイニープードルの体型や外見的特徴、寿命などについて説明します。

タイニープードルの体型と外見的特徴

タイニープードルは血統登録団体に公認されていないため、公式のサイズのようなものはありません。

ただ、トイプードルとティーカッププードルの間に位置することは確かです。

厳密な基準はありませんが、タイニープードルの成犬のサイズは体高が25cm以下で、体重が2~3kgとされることが多いようです。

これはあくまで目安なので、ブリーダーによっては理想の体高を23cm~27cmくらいとすることもあります。

タイニープードルには2種類の体型があります。

1つ目は体長と体高がほぼ同じ大きさの「スクエアタイプ」です。

そして2つ目は「ドワーフタイプ」で、全体的に見て足が短めなのが特徴です。

タイニープードルのマズルは小さく、顔、耳、口なども含めて全体的に各パーツが小さくてこじんまりとしています。

小さいサイズですが、これは遺伝的なものであって、ただ単にトイプードルが痩せていた、不健康なために小さいというわけではありませんので注意してください。

タイニープードルの寿命

タイニープードルは誕生してから10年くらいの新しい犬種なので、平均寿命などのデータは十分に揃っていません。

ただ健康なタイニープードルはトイプードルと同じ平均寿命だとされているので、14歳から17歳くらいまでだということができます。

サイズが小さいゆえにケガなどしないよう大切に飼育したいですね。

健康管理などにもよく気を配って、平均寿命よりも長く生きてくれたらうれしいものです。

タイニープードルの歴史

puppy poodle dog red

Armen Kosyan/shutterstock.com

アメリカで小さめのトイプードル同士を交配させたところ誕生したとされているタイニープードルですが、他のサイズのプードルと同じでもともとは古い時代に存在していたスタンダードプードルから生まれました。

諸説がありますが、ロシアまたは中央アジア北部に生息していた土着犬がヨーロッパを経由して13世紀ころにドイツ、そしてその後フランスへと渡ったのがプードルの祖先犬だとされています。

15世紀のドイツの画家であるアルブレヒト・デューラーの版画には小さいサイズのプードルが出現していることから、そのころにはミニチュアプードルまたはトイプードルが存在していたと言われています。

フランスの上流階級の間で人気が爆発したのは17世紀のことです。

愛玩犬として貴族たちに愛されましたが、これは膝の上に乗せることができるトイサイズのプードルだったと考えられています。

18世紀のトイプードルは愛玩犬としてだけでなく、使役犬、サーカス犬、または高級食材のトリュフ狩りにも使われていました。

そして約10年ほど前にアメリカで誕生したトイプードルよりも小さなサイズのプードルは、タイニープードルと名付けられ、サイズの固定化など様々な条件をクリアしなければなりませんが、公認に向けて繁殖が続けられています。







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