てんかんの持病を抱えるシェルター犬のシンデレラストーリー
病気を抱える犬の辛さ
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スタッフォードシャー・ブル・テリアのフレイアは人生の前半6年間をフレッシュフィールズ動物保護センターで過ごしました。彼女は18,720回以上もの引き取りの面会があったものの全ての人たちに断られてきました。出典:https://www.boredpanda.com/worlds-loneliest-dog-movie-star/
「どうして誰も私を引き取ってくれないの?」と書かれたサインを掲げるフレイア。
なんだかとっても悲しいですよね。しかし,とても個性的なフレイアが信じられないほどの数の人たちに断られたのには大きな理由があるようです。
”世界一孤独な犬”
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そして,てんかんの持病を持つフレイアに付けられた名前が”世界一孤独な犬”。出典:https://www.boredpanda.com/worlds-loneliest-dog-movie-star/
”てんかん”という病気を抱えていたため,誰もが飼い主になることをあきらめたようです。
この病気さえなければ,すぐにでも新しい家族に引き取られていたかもしれませんね。
やはり病気を抱えた動物の引き取りには健康な動物以上に知識が必要です。
なかなかそんな知識を備えた飼い主さんに巡り会えることができなかったようです。
大物の救世主
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映画監督マイケル・ベイ(Michael Bay)氏がフレイアに関する記事を読み,彼女の手助けをすることに・・・出典:https://www.boredpanda.com/worlds-loneliest-dog-movie-star/
そしてそんなフレイアために手を貸してくれる人物が現れました。
しかもとても大物,かのマイケル・ベイ監督(真ん中)だったのです。
メディアの力ってすごいですね。
映画出演まで果たしたシェルター犬
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なんとベイ氏のツイッターによると世界一孤独な犬フレイアを”トランスフォーマー5”という映画に出演させるというのです。彼は大の犬好き。フレイアを映画に出演させるだけではなく,彼女が新しい家族を見つけられるよう手助けしてあげたのです。出典:https://www.boredpanda.com/worlds-loneliest-dog-movie-star/
演技をするアンソニー・ホプキンス氏を見つめるその目はまるで自分の本当の飼い主さんを見上げているようです。
犬好きのベイ監督は,どんな犬にでも幸せになって欲しいという強い思いがあるようですね。
そして言葉だけではなくそれを本当に実行したベイ監督,素晴らしい人物であり,当たり前ですがその影響力に驚かされます。
”世界一幸運に恵まれた犬”
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映画の中で彼女はあのアンソニー・ホプキンス氏とともに名演技を披露しました。そして,フレイアは映画で大役を果たしただけでなく,彼女を引き取ってくれる家族まで手に入れたのです。出典:https://www.boredpanda.com/worlds-loneliest-dog-movie-star/
今まで無名だった”世界一孤独な犬”が,”銀幕のスター”となり,ついには”世界一幸運に恵まれた犬”となったようです。
今までメディアの世界とは無縁だったフレイアが,シェルターのスタッフのおかげで世界中に知れ渡ることになり,その中でも最も影響力のある人物の目に留まりました。
そして,見事ビジネスでも成功させたと思ったら,プライベートでも最高の幸せを掴んだようです。
もう”世界一孤独な犬”という名前は返上しなければいけませんね。
Freshfields Animal Rescue 'Freya's' Doggie Diary
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