優しすぎて闘犬になれなかった犬の新たな人生
闘犬世界からの脱出
戦いの場から解放されたイヌ
不動産業者のキャシー・ローレンス(Casey Lawrence)さんは森の中にある不動産物件を探していました。そこで発見したのが傷だらけのランボー(Rambo)だったのです。彼の傷から,恐らく闘犬用の”ベイトドッグ”として利用されていたようでした。出典:https://www.boredpanda.com/rescue-dog-fighting-pit-bull-rambo/
”ベイトドッグ”とは闘犬で戦う2頭の犬の間に”餌食”としておかれ,お互いの競争心をあおるために使われる犬のようです。
そんな危険な状況にばかりおかれていたランボーが体中傷だらけなのは納得できます。
それにしてもそんな風に命を使われるとはとても信じられないですよね・・・
2本足になって・・・
戦いの場から解放されたイヌ
ランボーは後ろ足を切断しなければいけませんでした。手術後,彼はワゴンに乗せられ移動することになりました。それは彼にとって治療しながら外の景色を楽しめる時間だったのです。その後も彼はまだ何度か手術を受けなければいけませんでした。出典:https://www.boredpanda.com/rescue-dog-fighting-pit-bull-rambo/
闘犬時代はその足を使って,他の犬からの攻撃から必死で逃げていたのかもしれません。
そして体はぼろぼろとなり結局その足も失うことになってしまいました。
それでも今の彼はゆっくりと自由を満喫できます。
こんな幸せ自分の足で自由に味あわせてあげたかったですね。
愛に包まれて・・・
戦いの場から解放されたイヌ
そんな中ランボーに里親が見つかりました。そしてその里親家族に手助けされ手術を乗り越えることができたのです。完全に体は回復していないうちから彼は尻尾を振り,おもちゃで遊んだり病院のスタッフや里親家族に抱っこされ幸せに過ごしています。恐らくこんなに愛されたのは人生初めてのことでしょう。出典:https://www.boredpanda.com/rescue-dog-fighting-pit-bull-rambo/
今まで出会った犬たちは自分を傷つける存在でした。
しかしここで出会った人たちや仲間は自分の心の支えとなってくれる存在です。
出会って間もないであろう里親と仲間のきょうだいにすっかり心を許しているようですね。
こんな幸せな時間をもっと早くから過ごさせてあげたかったです。
やっと掴んだ自由
戦いの場から解放されたイヌ
ランボーにはわかっていました。彼らは決して自分のことを傷つけないのだと・・・彼は従順で,心が優しく他の犬と闘うことができませんでした,そのため,彼は他の闘犬の練習相手となってしまったのです。ようやく普通の犬としての人生を歩むことができます。今のところランボーは車いすを使っていますが,獣医は車いすなしで自由に走り回れるようあらゆる治療を行ってくれています。出典:https://www.boredpanda.com/rescue-dog-fighting-pit-bull-rambo/
自分の体を治してくれる獣医さんにすっかリ懐いている様子ですね。
忠誠心と服従心が強いために闘犬にはピット・ブルが良く使われているようです。
そんな性格を受け止めてくれる正しい存在にようやく巡り合えたようですね。
人生の自由を取り戻しました。後は自分の力で自由に歩ける力を取り戻すことですよね。
命あるもの・・・
戦いの場から解放されたイヌ
たくさんのおもちゃに囲まれ治療中のランボー。彼の一番のお気に入りはこのカエルのおもちゃのようです。多くの人たちが彼の回復の手助けをしています。そしてようやく彼にふさわしい幸せな犬となりました。たくさんの痛みを経験したランボー・・・どんな生き物であっても決してそのような経験をさせるべきではありません。出典:https://www.boredpanda.com/rescue-dog-fighting-pit-bull-rambo/
とても幸せそうな笑顔を取り戻したランボー。
本来であれば生まれた時からこのような笑顔を浮かべる予定でした。
”闘犬”という世界に入ってしまったため,命あるものとしての扱いを受けることができませんでした。
どんな生き物にも心はあります。
少し出遅れてしまいましたが,ランボーはこれから命あるものとして愛し愛される人生を歩むことでしょう。
CARE Charlotte Animal Referral & Emergency
@carecharlotte
戦いの場から解放されたピット・ブル