お留守番は淋しい…
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かわいい愛犬とは片時もはなれずに一緒に過ごしたいですよね。
でも、仕事や学校、スーパーへの買い物、美容院、病院、冠婚葬祭・・・。残念ながら、愛犬を家に残していかなくてはならない用事もたくさんあります。
飼い犬を家において外出するたびに、無駄吠えを続けたり、出かけようとする飼い主のあしにかみついたりして邪魔をしてきたり、バッグを取ろうとしたり・・・。出かけるたびに毎回一苦労というひとも多いのではないでしょうか?
お留守番の時は、聞き分けよく、お利口さんで待ってくれていたらどんなにお互い快適か・・・。
愛犬に留守番上手になってもらうためにはどうすればよいでしょうか?
今回は飼い犬をお留守番上手な犬に育てる方法や、犬のお留守番に役立つ便利グッズなどを中心にご紹介します。
もともと犬はお留守番が苦手!?犬の特性を理解しましょう。
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犬はもともと群れの中で集団生活をしてきた動物です。
そのため、飼い主のいない家の中で長時間一人ぼっちでいることは、実はとてもストレスを感じることなのです。
仲間と一緒に群れていたいという、犬本来の習性があるので、どうしてもお留守番が苦手な飼い犬があることはある意味当然のことでもあります。
でも、だからと言って、飼い主が出かけるたびに、大きな声で鳴き続けたり、怒って物を壊したり、すねて餌を食べなくなったり、などの問題行動を繰り返されるとたまりません。
なかには、飼い主が外出した後、長時間吠え続けるので、マンションやアパートの近隣住民から苦情がくるというような近所トラブルにも発展する場合もあります。
そんなことになったら困りますよね。
飼い主にはどうしても、飼い犬をおいて出かけなくてはならない事情があるので、飼い主にとっても飼い犬にとっても毎回ストレスにならないように、しっかりお留守番トレーニングを積んで、お留守番上手な犬に育てちゃいましょう。
お留守番が苦手な習性があるといっても、トレーニング次第で上手にお留守番ができるようになります。
留守番上手な犬を育てる方法
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上手にお留守番ができる飼い犬に育てるためには、子犬のころからお留守番の機会に慣らしておくと、スムーズにいく場合が多いです。
逆に、成犬になってからいきなり長時間のお留守番をさせられると、犬も混乱してパニックに陥ることがあります。
特に小型犬などで、あまり一人ぼっちになる経験がなく育ってきた犬は、急に飼い主が留守になり、一人ぼっちで数時間過ごさなくてはならなくなったときに、ショックのあまり体調を崩していしまったり、精神的にトラウマを抱えるようになってしまうこともあり、注意が必要です。
そうならないためにも、子犬のころから少しずつ留守に慣らせる必要があるのです。
やむを得ず、成犬になってからお留守番をしなくてはならなくなった場合は、根気が要りますが、地道にトレーニングを続けることで上手にお留守番ができるようになります。