「これで私は独りじゃない・・・」手から安心感を得るわんこ
突然襲った孤独
www.facebook.com
「自分の飼い主さんが亡くなって,独りぼっちになったことに気が付いたみたい。うちのシェルターに数日間入れていたけど,可哀想になって連れて帰ることにしたわ。」と語ってくれたのは,テネシー州を拠点とする”Goofy Foot Dog Rescue”という保護動物団体の創設者であるキム(Kim Mozena Rezac)さんでした。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/shelter-dog-holds-womans-hand-in-car
ペットの死も悲しいですが,ペットも同様飼い主さんの死は受け入れがたいようです。自分独りではやっぱり生きていけない・・・でも頼る人もいない・・・
そんな悲しみのどん底にいる時,そっと手を差し伸べてくれる人物がいたら・・・その手を離したくなくなりますよね。
孤独じゃない!
www.facebook.com
キムさんとレガン(Regan)は知り合って間もないですが,レガンは再び自分の側に寄り添ってくれる大切な人ができたことを理解している様子でした。キムさんの車の助手席に座っている時,レガンはキムさんの手を握り,まるで将来に対する指切りをするかのようにその手を揺れ動かしたのです。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/shelter-dog-holds-womans-hand-in-car
キムさんの手から愛情というぬくもりを感じたレガン。その温かさが,冷たく沈みきった犬の心に伝わったようです。
飼い主さんからとても大切に育てられたのでしょうね。自分を大切にしてくれる人がすぐにわかったかのようです。
この前を向きぱっと晴れたレガンの表情は,まるで彼女のこれからを表わしているようですね。
本当につかんだ幸せ
www.facebook.com
「たぶん,レガンは認識のある人に触れていることで安心感を得ているのだと思うわ。レガンはとても神経質で,シェルターの中で怯えていたの。でも私の車に飛び乗った瞬間,まるで『ありがとう』って言っているみたいだったの。」とキムさん。出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/shelter-dog-holds-womans-hand-in-car
フェイスブックに投稿されたレガンがキムさんの手を握っている様子を撮影した心温まる動画は,瞬く間に話題になり,260万件以上の視聴がありました。しかし,それだけではありません。その後,レガンはたくさんの仲間たちが住む里親の家に引き取られ,生涯の家と家族を本当にその手に掴んだのです。
人間も誰かが側にいてくれたり,そっと手を握ってくれたりすると自然と安心感を得たりするものです。このような心の仕組みは人間も動物も同じのようですね。
こんな嬉しそうな表情で見つめられながら,手をしっかりと握ってくれるとこちらも嬉しく,幸せに感じそうです。
そしてそんなレガンは本当に新しい幸せをその手に掴んだようです。これからは,手だけではなく体全体で家族の愛情を感じることができそうですね。
つないだ手を揺れ動かす様子がとても愛くるしいのでぜひフェイスブックの動画をご覧ください。
Kim Mozena Rezacさんの動画
「私の手を握っていて・・・」