岸まで戻れない…!
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ある日曜日、リサ・デロンさんはカナダのハリファックスにあるビーチに立って、彼女のペットである犬のネリーを見ていました。出典:https://www.thedodo.com/man-saves-drowning-dog-halifax-1959215289.html
そしてネリーは岸への戻り方が分からなくなっていることは明らかでした。
犬は泳ぐことが得意で、比較的水の中でも強い動物です。
しかし波のある海となると話は別で、一度沖の方へ流される波に乗ってしまうと、どんなに泳ぐことが得意な人間でも犬でもあっという間に岸から遠く流されてしまいます。
おそらくネリーはこの沖の方へ向かって流れている波に乗ってしまってどんどん離れてゆき、岸へ戻れなくなってしまったのでしょう。
見えなくなってしまいそうなくらい遠くにいるのが分かります。
絶望的な状況
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「私はそんなに体は大きくないし、自分がネリーを連れて岸の方向へ300メートルも泳げるほど体力はないことを知っている。私は本当に、どうすればいいのか分からなかった。」とリサさんは言いました。出典:https://www.thedodo.com/man-saves-drowning-dog-halifax-1959215289.html
ネリーは岸から300メートルも離れた沖で、ゆっくり混乱したように泳いでいたそうです。
そんなに遠く離れていては呼びかけても聞こえないでしょうし、飼い主のリサさんが立っている岸さえも見えていなかったかもしれませんね。
リサさんの気持ちを思うと、助けたくていてもたってもいられなかったかもしれませんが、自分も助けに行って溺れてしまう可能性がある以上、危険なことは出来ません。
苦しくつらい気持ちのまま、どんどん時間は過ぎていきます。