種は違ってもこんなに仲良しモフモフコンビ
ウサギとネズミの意外な関係
「私たちがウィルバー(Wilbur)を撫でているとオービル(Orville)が近づいてきてその様子を観察し,私たちの手の匂いを嗅ぎにやってくるの。オービルは私たちにグルーミングまでし始めるようになったのよ。でも,初めの頃は,オービルに近づこうとすると,彼は恥ずかしがって逃げていたの。きっと仲間のウィルバーから勇気を分けてもらったんだわ。」とアイオワ州にある”Animal Rescue League of Iowa”という保護施設のスタッフは語ってくれました。出典:https://www.thedodo.com/on-the-farm/shy-rat-bunny-best-friends-iowa
ぴったりと体を寄せ合う2匹の動物。
この2匹,ネズミとウサギですよね。
ネズミのオービルは,ウサギのウィルバーを通して自分の世界を広げていったようですね。
確かにそういわれれば,モフモフ感が良く似ているので,オービルはウィルバーを少し大柄な仲間だと思っているのかもしれませんね。
ウィルバーも自分よりは少々ご柄ではありますが,自分を頼りにしてくれる仲間ができてまんざらでもなさそうです。
2匹の出会い
ひょんなことからこの施設に来ることになった2匹は,お互い無関係な存在ではなかったようです。ウィルバーとオービルは,地元の警察が猫を捕えようと仕掛けた罠につかまり,この施設にやってきました。その時,2匹ともまだ幼く,12カ月齢にも満たないかもしれません。健康状態は良かったのですが,明らかに野生的ではありませんでした。この2匹は,お互いをよく知っているように見えたので,もしかしたら生活を共にしていたのかもしれません。出典:https://www.thedodo.com/on-the-farm/shy-rat-bunny-best-friends-iowa
まだまだ幼い2匹は言葉は通じなくとも,心でコミュニケーションを取りながら寄り添っていたのかもしれませんね。
イヌやネコ以外の動物でも,自分とは異なる種の動物に関心を寄せることもあるのですね。
動物の世界はまだまだ知らない魅力で溢れているようです。
深い絆
施設にやってきた初日,オービルはウィルバーの安全や交友関係に関心があるのは明らかでした。誰かが,オービルを捕まえようとすると,ウィルバーのお腹の下に隠れるのです。スタッフが,この2匹を一緒に囲いに入れやると彼らは落ち着いた様子をみせたのです。出典:https://www.thedodo.com/on-the-farm/shy-rat-bunny-best-friends-iowa
ネズミがここまで自分以外の動物に関心を寄せるとはとても興味深いですよね。
自分の気持ちをここまでわかりやすく表現するオービルには不思議な魅力を感じます。
そして,誰か・・・自分以外の存在と一緒にいることの安心感が見て分かるほど感情が育っているのですね。