「誰か来たにゃ」
スクーターのシートに鎮座する一匹の猫ちゃん。
レストランで飼われている猫ちゃんだそうですが、座り心地が気に入ったのか一向に立ち退く気配がありません。
「ここを先に見つけたのは私にゃ」
なんとか猫ちゃんをどかそうと、手を振りながら声をかける男性。
しかし猫ちゃんは「うるさいなぁ」とでも言うように顔を背けるばかりです。
「何と言われても譲りませんにゃ」
男性も、聞こえないフリを貫く猫ちゃんにちょっぴりムカッときている様子。
だんだん声も荒くなります。
「もうー、うるさいにゃ~」
苛立ち紛れに、スクーターの鍵をチャラリと鳴らす男性。
すると猫ちゃんの態度に変化が!
痛いことをされるのではないかと思い少し怖くなったのか、体を起こす猫ちゃん。
伸びをするように体を高く伸ばすと…
「よいしょっと」
ついに立ち上がりました!
やっとどいてもらえるんだ~とほっと一安心ですね♪
事態はそんなに甘くない!?