そうだ!そろそろボートの掃除をしよう!
ホコリを被ったシートを外すと...
ある日一人の男性が自家用ボートの掃除をしようと被せてあったシートを取り外すと、そこには小さな子猫が潜んでいました。出典:http://www.lovemeow.com/man-found-kitten-huddled-in-his-boat-and-raised-him-into-floofy-cuddlebug-now-5-months-later-2490647497.html
「夫がボートの掃除中に見つけてうちに連れて帰って来たの」男性の妻であるルイーズ・スコフィールドさんはそう話します。
手のひらに乗るほどの小さな小さな子猫ちゃん。
ルイーズさんの旦那様も、まさか自分のボートの中にこんなにかわいい子猫が隠れているとは思いもしなかったことでしょう。
それにしても、こんなに小さな子猫が、なぜ一人ぼっちでこのような場所にいたのでしょうか?
母猫や兄弟猫は?
そしてこの子は一体どこから来たのでしょうか。
生まれた場所からワープ?
スコフィールド家の住む街には野良猫の溜まり場があり、子猫が自宅から1ブロック先にある民家の車庫で兄弟猫と共に生まれたことが後にわかりました。車庫の主の男性は大の猫好きで地域の猫に餌を与えるほど。しかし2匹の子猫が生まれて数日後に兄弟猫が遺体でみつかり、すぐにもう一匹を探しに行くも見当たりませんでした。更に母猫もみつからず、彼は2匹とも失ったと思っていたのです。出典:http://www.lovemeow.com/man-found-kitten-huddled-in-his-boat-and-raised-him-into-floofy-cuddlebug-now-5-months-later-2490647497.html
生まれてたった数日後に姿を消してしまったという子猫ちゃん。
兄弟猫が亡くなってしまったことはとても悲しいことですが、それにしても生まれて間もない目も開いていないような子猫が、1ブロックもの距離のあるスコフィールド家のボートまで一匹で移動して行ったとは、どう考えても不可能です。
真相はわかりませんが、もしかするともう一匹の子猫を失った母猫がここに居ては命が危険と思い、より安全な場所を求めてボートまで運んで行ったのかもしれません。
家族みんなで母親代わり
スコフィールド家の周辺は子猫にとって安全な場所ではなかったことから、旦那さんは自宅に連れ帰り2時間おきの授乳を開始したのです。出典:http://www.lovemeow.com/man-found-kitten-huddled-in-his-boat-and-raised-him-into-floofy-cuddlebug-now-5-months-later-2490647497.html
「私達家族が子猫の代理母になったの。ミルクを与えて、排便排尿を促し、愛を注ぎ、抱きしめる。母猫がすること全てをやってみたわ」とルイーズさん。
子猫ちゃんがどれだけの時間をボートの中で過ごしていたのかは定かではありませんが、低体温症でもなく、元気にミルクを飲めたということは、そんなに長い時間ではなかったのでしょう。
生まれて間もない子猫は、自分で体温調節ができないため、油断をするとあっと言う間に命を落としてしまいます。
スコフィールド家に早い段階でみつけてもらって、この子はラッキーだったかもしれませんね。
新しい名前と家族を手に入れた!