9年間の牢獄生活に終止符
やっとの思いで掴みかけた幸せだった
9歳のピットブル犬ジェイダは、息子と共に狭いケージに閉じ込められ地下室で餓死寸前だったところをニューヨーク州シラキュースで発見されました。2匹が保護され飼い主が動物虐待の罪に問われた後、保護団体Humane CNY(HCNY)は彼らを里親に出す予定でしたが、思わぬ落とし穴が待っていたのです。出典:https://www.thedodo.com/dog-gets-bucket-list-adventure-1575009108.html
こちらは保護され、9年ぶりに温かいお風呂に入れてもらった時のジェイダの様子です。
彼女の体は、骨と皮ほど痩せているのがよくわかります。
9年の犬生のほとんどをケージで過ごしていたというジェイダに、温かい家族をというHCNYスタッフの気持ちが痛いほどわかりますよね。
しかし、やっとのことで当たり前の暮らしを手に入れようとしていた矢先に起こった、思わぬ落とし穴とは一体なんだったのでしょうか。
運命は残酷。それでも...
ジェイダは肺癌に侵され、余命はわずか数か月ということがわかりました。そこでHCNYスタッフはそれまでの犬生で何一つ喜びを味わえなかったジェイダのために、楽しい事が満載のバケツリストを作りました。リストには"マクドナルドへ行く"、"消防車に乗る"、"テレビでスターになる"などの様々な項目があり、地域住民の協力を得て実行して行くことになったのです。出典:https://www.thedodo.com/dog-gets-bucket-list-adventure-1575009108.html
リストをよく見てみると、"アイスクリームを食べる"、"ステーキを食べる"、"パトカーに乗る"、"市長さんに会う"などと言ったアクティビティーも網羅されています。
ニューヨークで飼い主さんに愛され幸せに暮らしている犬にとってはごく普通のことなのかもしれませんが、ジェイダにとっては全てが初めて尽くし。
リストの項目はまだまだ増えて行くらしいのですが、実際にジェイダが体験したアクティビティーをちょっと覗いてみましょう。
ジェイダのバケツリストアドベンチャー
消防車に乗ったよ!
消防服を着せてもらい、ご機嫌で消防車に乗り込むジェイダ。
とっても気に入ったみたいで、しばらく消防車から降りようとしなかったみたいです。
女性消防士も顔負けの堂々としたたたずまいですね。
ジェイダの冒険はまだまだ続きます