心優しい消防隊に救われるも…
助からないと宣告されたけど
ある日消防隊が一人ぼっちで弱っていた生後3日ほどの子猫を発見し動物病院に連れて行きましたが、奇跡が起きない限り助からないと獣医師に告げられました。しかし別の獣医師が望みをかけてフロリダ州にあるGood Karma Pet Rescue(GKPR)という団体に子猫を託したのです。出典:http://www.lovemeow.com/kitten-no-one-thought-would-survive-was-brought-back-to-life-and-grew-to-be-a-majestic-cat-2482006412.html
手のひらに収まるほどの小さな小さな子猫ちゃん。生後3日目の猫ってこんなに華奢なんですね。
獣医さんは人の手で生まれたての子猫を育てることの難しさをわかっているからこそ生き延びるのは難しいと判断されたのでしょう。
Good Karma Pet Rescueで奇跡が起こることを祈りたいですね。
この子の生命力に賭けたい!
GKPRのアシュリー・フローレスさんの元に到着した時の子猫の体は冷たくノミだらけでした。その晩アシュリーさんは数時間ごとに起きては子猫にミルクを与え無事を確認しました。そして一週間ほど不眠不休の日々が続きました。出典:http://www.lovemeow.com/kitten-no-one-thought-would-survive-was-brought-back-to-life-and-grew-to-be-a-majestic-cat-2482006412.html
「保育器の中で子猫の呼吸が止まっていたらと思うと怖かったわ」とアシュリーさん。
生後わずか3日の子猫のお世話は想像以上に大変なことです。
こまめな哺乳は絶対に欠かせませんし、母猫のいない子猫は自分で体温調節ができないため、ヒーターや保育器などの保温器具が必要になります。
しかしどんなに道具が揃っていても子猫の命が助かる保証などなく、その子の持つ生命力に賭けるしかないのです。
そんな状況の中で不安になったアシュリーさんの気持ちが痛いほどわかります。
初めて聞こえたあの音
2週間が過ぎ、状態を確認していると突然子猫が喉をゴロゴロ鳴らしました。初めて聞くそのかわいらしい音にアシュリーさんは希望を感じました。そしてゴロゴロ音は日増しに大きく強くなり、部屋中に響き渡るまでになったのです。やがて子猫は触れるとすぐに喉を鳴らすことからステフ・パーリーと名付けられたのです。出典:http://www.lovemeow.com/kitten-no-one-thought-would-survive-was-brought-back-to-life-and-grew-to-be-a-majestic-cat-2482006412.html
猫が喉をゴロゴロ鳴らすのはリラックスしている証拠だと言います。
きっとアシュリーさんは子猫のゴロゴロ音を初めて耳にして少し安心したのでしょうね。
ところで子猫の名前のステフ・パーリーですが、ステフは男の子の名前ステファンもしくはスティーヴンの略称で、パーリーは英語で喉をゴロゴロ鳴らすPurrという言葉から来ているのです。
決してパーリーピーポーのパーリーではありませんので悪しからず。
出会いは早くやって来た
ステフは数週間で体重も増え、里親募集開始直前にリサ・レヴィさんという女性のお宅を訪問しました。リサさんの愛犬のベントレーは相棒の猫を亡くして憔悴していました。しかしステフに出会って一目惚れしたのです。そして去勢手術が終わって2日後に正式にリサさん一家の一員になったのです。出典:http://www.lovemeow.com/kitten-no-one-thought-would-survive-was-brought-back-to-life-and-grew-to-be-a-majestic-cat-2482006412.html
ペットロスは人間だけが苦しむものではないと聞きます。
犬や猫も長年一緒に暮らした相棒を失うと、元気を無くし後を追うように亡くなってしまうこともよくあることなのだそう。
そんなベントレーにステフは生きる希望を与えてくれたのでしょうね。
猫とも仲良くできるベントレーとならきっと素晴らしい友情を育んでいけるでしょう。
前に進んでいく!