自分を愛してくれる人は必ずいるはず!
愛を求めて
周りは賑やかな繁華街,段ボールに囲まれた自分の周りだけ光を失ったかのような雰囲気。サンフランシスコの繁華街で一人ぼっちの小さな子犬が段ボール箱の中に捨てられていました。ダファディル(Daffodil)と呼ばれるこの子犬は,ある通りすがりの人に抱き上げられました。しかしその人は子犬の姿を見るや,すぐさまその箱の中に戻したのです。出典:https://www.thedodo.com/abandoned-dog-gets-wheels-1528293593.html
独りぼっちでどうしていいかわからず,ただただ”希望の光”を待ち続けるイヌ。
そして,ようやく自分にスポットライトが照らされたかと思えば,すぐさま暗い段ボール箱の中に戻され再び暗やみの中・・・
これには,理由があるようです。
ご覧のとおり,ダファディルの前脚は2本とも未発達のままでした,そのため彼女は思うように動き回ることができませんでした。また,彼女を無条件に愛してくれる人もなかなか現れなかったのです。出典:https://www.thedodo.com/abandoned-dog-gets-wheels-1528293593.html
先ほどのダファディルを可愛いと思って抱き上げてみた人は,この前脚を見るや気持ちが変わったのでしょうね。
自分が悪い訳でもないのに抱えないといけないハンディ・・・誰も恨むこともできずただただ,ちょっとした自由や幸せを経験したいという小さな思いを胸に抱き,ひたすらそのチャンスが来るのを待ち続けるダファディル・・・
その心細さを考えると切ないですよね。
希望の光
そしてようやくこの暗くて心細い段ボール箱から抜け出すことができたようです。そんな中,ジェイン(Jene)という男性がダファディルの手助けを申し出てくれたのです。出典:https://www.thedodo.com/abandoned-dog-gets-wheels-1528293593.html
彼は,人々がダファディルのことを見向きもせずに通り過ぎる様子を見ていたそうです。そして,自分が手助けする決心を固めたそうです。彼は,Tシャツに子犬を包み,サンフランシスコにある”SPCA”という保護施設に連れて行ったのです。
世界中には,手助けを求める存在に無条件に手を差し伸べてくれる人がいるようです。
このジェインさんの温かい手の中に包まれて,いかにダファディルの存在が小さいものかが良くわかりますよね。
ダファディル,待ち続けていてよかったですね。
ダファディルに贈られたプレゼント