飼い主の怠慢が原因で盲目になった猫
ご近所さんがくれたセカンドチャンス
マーティンが保護されるまでの猫生は辛いものでした。出入り自由のお宅で飼われていた彼の目は感染症を起こしており、症状が悪化すると飼い主は彼を家に入れなくなりました。マーティンが盲目になり食べ物に困っているのを見かねた近所の人がLet’s Adopt Globalに救助を要請したのです。出典:http://www.lovemeow.com/they-adopt-blind-cat-and-take-him-to-shelter-to-find-friend-hed-been-l-2021383469.html
こちらはマーティンがLet’s Adopt Globalに保護された当初に受けた眼球摘出と瞼縫合の手術の直後の様子です。
実に痛々しい姿に心が痛みます。
猫が猫風邪にかかると、目に感染症を起こすことがよくあります。
そして治療を施さずに放置すると、やがて眼球が腫れて肥大し破裂してしまうこともあるのです。
マーティンの場合も猫風邪を放置したことにより盲目となってしまった可能性が高いでしょう。
そんな状態のマーティンを外へ放り出してしまうなんて、あまりにも酷い飼い主ですね。
新しい生活には思わぬ落とし穴が待っていた
アメリカのタッカー家に到着したマーティンはミス・キティと対面しました。しかし14年も一匹で過ごしてきたミス・キティはマーティンを酷く嫌いました。その後何度も仲良くさせようと試みましたがミス・キティは頑なに拒み続け、怒って威嚇する始末。結果、マーティンは落ち込み泣き続ける日々が続いたのです。出典:http://www.lovemeow.com/they-adopt-blind-cat-and-take-him-to-shelter-to-find-friend-hed-been-l-2021383469.html
盲目のマーティンにとってタッカー家は未知の世界。
右も左もわからない彼にはガイドになってくれる相棒が必要です。
恐らくタッカー家はミス・キティがそのガイド役をしてくれるだろうと期待していたのでしょうが、思いもよらぬ結果になってしまいましたね。
しかしこのままではマーティンを悲しませるだけです。
そんな矢先、タッカー家はマーティンに友達を作ってあげるべく、あるアイデアを思いついたようです。
ミス・キティがダメなら...
「近くのシェルターに事情を話して事前にお見合いをさせてもらいました。まずは子猫と対面部屋で15分一緒にしましたが相性はイマイチ。次に別の猫数匹とお見合いしましたが、彼らはマーティンに関心を示しませんでした」とタッカーさん。出典:http://www.lovemeow.com/they-adopt-blind-cat-and-take-him-to-shelter-to-find-friend-hed-been-l-2021383469.html
なるほど。ミス・キティがダメならもう一匹猫をという訳ですね。
それにしても猫のお見合いもなかなかうまく行かないものなんですね。
どんなに人間側が気に入った猫でも、愛猫との相性が合わなければ連れて帰っても待っているのは悲しい結末。
果たしてマーティンのことを気に入ってくれる子は見つかるのでしょうか。
ついに相性が良い猫との出会いが!