あそこに何かいる!
どうしてこんなところに?
家族がボートを橋に近づけると、そこにはびっしりと固まった貝にしがみつく茶トラ子猫の姿がありました。そして震えながら家族の姿を見ると助けを求めて泣き始めたのです。出典:http://www.lovemeow.com/family-saves-kitten-hanging-onto-oysters-and-the-kitten-couldnt-stop-t-2462748748.html
こちらが遠くから見た様子です。確かにこの距離からでははっきりと何がいるのかはわかりづらいかもしれません。
しかもここは海です。従ってまず考えつくのはタコやカニなどの海の生物でしょう。
まさかこんなところに子猫がいるなんて誰も想像すらつかないのではないでしょうか。
それにしてもなぜこんなところに子猫がいたのか疑問ですね。
捨てられた小さな命
家族はただちに子猫を助けて岸まで戻りました。出典:http://www.lovemeow.com/family-saves-kitten-hanging-onto-oysters-and-the-kitten-couldnt-stop-t-2462748748.html
「多分誰かが子猫を橋の上に捨てたんだと思います。そして何かのはずみで海へ転落したのでしょう。その日の朝にはもう一匹の子猫が橋の上でみつかっていたんです」とロバートさん。
足を踏み外せば転落の危険がある橋の上に子猫を捨てるなんて、なんだか悪意に満ちているような気がします。
もう一匹の子猫のその後はわかりませんが、この子は偶然にも近くを通った家族に発見され保護されました。
かなりの強運の持ち主なのかもしれませんね。
さっそく動物病院へ
生後6週間ほどの子猫はポートローヤルの街にある動物病院で血液検査とレントゲンと点滴を受けました。そしてかすり傷はあったものの、検査の結果、とても健康であることがわかったのです。出典:http://www.lovemeow.com/family-saves-kitten-hanging-onto-oysters-and-the-kitten-couldnt-stop-t-2462748748.html
子猫がどれくらいの時間を貝にしがみついて耐えていたのかはわかりませんが、小さなこの子にとっては全てのエネルギーを消耗するほどの戦いだったことでしょう。
ご覧のようにすっかり疲れ切った様子で病院のケージで丸くなり眠っています。
とんだ災難でしたね。
動物にやさしいビューフォート郡
ロバートさん一家は喜んで子猫を家族に迎えました。そして助けた場所がマックティアー橋の下だったことから子猫をマックティアーと名付けました。出典:http://www.lovemeow.com/family-saves-kitten-hanging-onto-oysters-and-the-kitten-couldnt-stop-t-2462748748.html
「ビューフォート郡は動物に優しいんです。病院での費用は全て郡が支払ってくれて、その上10ドルで避妊・去勢ができるプログラムもオファーしてくれました」とロバートさん。
もう少しで溺れそうになっていた場所の名前を子猫につけるとは、なんだか複雑な気持ちですが、聞こえはとっても良さそうですね。
それにしてもロバートさん一家の住むビューフォート郡って素敵なところですね。
普通だと個人で保護した動物の医療費は全額自己負担となりそうなところですが、
郡が負担してくれるなんて、うらやましい限りですね。
家族になってからは甘えんぼ全開!