お母さんはどこ?
とても小さな子猫が一匹で道を彷徨っているところを心優しい親子が保護しました。帰ってくるかもしれないと思い、親子は母猫が帰って来るのをしばらく待ってみましたが、母猫が戻る気配がありません。親子はフェイスブックにこの子猫の事を投稿し支援を求めました。出典:http://www.lovemeow.com/orphaned-kitten-clings-to-her-human-after-they-saved-her-from-uncertai-2451748763.html
そして投稿を見たサラさんがコメントしたことから、サラさんがこの子猫を引き取り世話をしてくれることになりました。
こんな小さな乳飲み子をなぜ母猫が置いていってしまったのでしょう。
サラさんとルームメイトのブリジットさんが子猫を引き取りに来た時に、あまりにも子猫が小さかったのでとても驚いてしまったのだそうです。
猫は本来とても面倒見が良く、愛情深い生き物と言われています。
もしかしたら母猫が何かのアクシデントに巻き込まれて帰ってこられなくなってしまう事も考えられますが、なぜ子猫が一人ぼっちになってしまったかは今となっては誰も知ることが出来ません。
もう大丈夫よ。安心してね。
「こんなに小さな子猫を世話するのは初めてだったのでとても不安でしたが、すぐに面倒みなければこの子は死んでしまうと感じました。キャットキャリーに子猫を入れてすぐさま獣医さんに連れていきました。」出典:http://www.lovemeow.com/orphaned-kitten-clings-to-her-human-after-they-saved-her-from-uncertai-2451748763.html
ブリジットさんは当時の様子を語ってくれました。
子猫は体のいたるところがノミだらけだったそうです。
きっと、長い時間、たった一匹で母猫を探していたのかもしれません。
こちらは、診察中に怯える子猫を抱き寄せて、落ち着かせようとした時の一枚。
安心したのか、子猫はウトウトと眠り始めてブリジットさんから離れないようにしっかり抱っこされていたそうです。
サラさんとブリジットさんは子猫に「スティービー・ニックス」と名前を付けました。出典:http://www.lovemeow.com/orphaned-kitten-clings-to-her-human-after-they-saved-her-from-uncertai-2451748763.html
ニックスは住む家、たくさんの食べ物とおもちゃ、暖かいベッドと可愛がってくれる家族をいっぺんに手に入れる事が出来ました。
母猫を探してヘトヘトになるまで歩き続けることも、不安な夜を過ごすことももうありません。
新しいお家での二人のお母さんの第一日目の大仕事は、ニックスをお風呂に入れてノミの駆除でした。「体中に張り付くあれだけのノミの数を見て、私たちは恐怖に震え上がりましたよ!」ブリジットさんたちは注意深くノミ取りをしました。出典:http://www.lovemeow.com/orphaned-kitten-clings-to-her-human-after-they-saved-her-from-uncertai-2451748763.html
「お風呂に入り始めるとニックスは鳴いていましたが、しばらくすると鳴くのを止めました。まるでお風呂が必要なんだと理解したようでした。」
大きな心配事だったというノミ。
ニックスは産まれて間もない事から薬によるノミの駆除が出来ませんでした。
そのためニックスに負担のない、気持ちい良い温度のお湯の中で体を洗い流しながら、丁寧に一匹ずつノミを取ったそうです。
それにしてもこの数!
小さな体にこんな数のノミが体に居たら、かゆみも相当なものだったに違いありません。
体を綺麗にしたニックスはどんどん元気になっていったのです!