母親を失ったハリネズミの8匹兄弟
お願いだからミルクを飲んで!
芝刈り機による事故で母親を失った8匹のハリネズミの赤ちゃんが、ロシアのウラジオストックにある動物園に保護されました。スタッフは8匹を哺乳瓶で育てようとしましたが、受け付けてくれません。人口哺乳を拒否し、母の愛にも飢えた状態では命も危ない。そう思ったスタッフは猫のムーシャの助けを借りることにしたのです。出典:http://www.lovemeow.com/cat-becomes-new-mama-to-8-unlikely-orphaned-babies-2468101545.html
こちらが仮ママ猫のムーシャと、8匹のハリネズミのちょっと異色な組み合わせの様子です。
たくさんのハリネズミの赤ちゃんたちに囲まれ、ムーシャも満更では無さそうな表情を浮かべています。
トゲトゲに囲まれてなんだか痛そうなんて思ってしまいますが、リラックスしている時のハリネズミの針は寝かせている状態なので、手のひらに乗せることもできるくらいなのだそう。
それにしても、なぜムーシャがハリネズミを育てることができるのでしょうか?
想像を超えるムーシャの愛
ムーシャはつい最近まで数匹の保護猫を育てていたため、まだミルクが残っていました。そこでスタッフは赤ちゃんたちをムーシャのそばに置いてみると、見事受け入れてくれたのです。出典:http://www.lovemeow.com/cat-becomes-new-mama-to-8-unlikely-orphaned-babies-2468101545.html
最近はペットとしてハリネズミを飼う方も増えており、ハリネズミのための専用フードも市販されていますが、キャットフードで代用している飼い主さんも少なくないのだとか。
つまり、猫の食べ物はハリネズミにも問題ないということなのでしょう。
恐らく動物園のスタッフはこの事を把握していて、ムーシャのミルクに望みをかけたのでしょうね。
母性本能がハリネズミの赤ちゃんたちを救った