安楽死を目前にして
危ないところだった
この子の名前はデイジー。彼女は子犬の頃に街をさまよっていたところを動物管理局の職員に捕獲されました。飼主のいないデイジーは安楽死される予定でした。しかし死を目前にしていた時に愛護団体に引き取られたのです。出典:http://www.sureawesomeness.com/dog-with-disability-can-hardly-believe-she-now-able-to-run/
ご覧のようにデイジーの下顎は上顎より突き出ている状態。
このような状態のことをアンダーバイトと言います。
しかし、アンダーバイトは日常生活には何ら問題無いため、これが彼女が安楽死される理由とは思えません。
では一体なぜ、デイジーは安楽死の対象になってしまったのでしょうか?
生きていてよかった!
デイジーの前脚には先天性脱臼があり、健常な子犬のように歩くことも走ることもできず、ウサギのように飛びながら移動することしかできません。それでも愛と温もりいっぱいの家族に巡り会うことができ、自由に動けるようにと車椅子をプレゼントしてもらいました。出典:http://www.sureawesomeness.com/dog-with-disability-can-hardly-believe-she-now-able-to-run/
動物管理局がデイジーを安楽死させようとしていたのは、彼女の抱える障がいが理由だったのかもしれません。
アメリカでは、障がいや疾病のある犬は、真っ先に安楽死対象になるといいます。
それはこれ以上苦しみを与えたくない、という考え方から来ているようです。
しかし「苦しみ」の解釈は人それぞれ。
デイジーの場合、障がいはあるもののそれが苦しみかどうかは、誰にも決めることはできないはずです。
そんな思いで団体は彼女を引き取ったのでしょう。
幸せと自由を手に入れた姿に感動…!