野良猫の社会性を高めるアイデア商品
野良猫の社会性
生後4か月までの野良猫でも家族の中に溶け込み,その社会に適応していくものです。出典:http://www.boredpanda.com/feral-cats-special-pouches-kitten-bjorns/
しかし,それは人間と接する機会が多い野良猫に言えることなのです。
まだ幼いころであれば,野良猫であっても柔軟に人間社会に溶け込んでいけるようです。
しかし,里親を探している猫を見ると,そんな小さな子猫たちってあまりいませんよね。
猫だけの社会に慣れてしまうと,人間社会になじめず,そのことで生きていくうえで不自由さを感じることがあるかもしれません。
保護施設の実態
動物保護施設のスタッフがいつも子猫たちの必要に応じてかまってあげられるかと言えばそうではありません。出典:http://www.boredpanda.com/feral-cats-special-pouches-kitten-bjorns/
数多くの保護されてきた動物たちを1匹1匹丁寧に面倒をみるというのは理想的ですが,現実そういうわけにはいかないようです。
それだけ,多くの動物たちが不運な人生を歩んでいるということですよね。
日々忙しく働く保護施設のスタッフの様子から悲しい現実が見えてきます。アイデア商品の誕生
ベストに備え付けられたポケットのようなもの・・・本当にシンプルな構造ですがとても効率的ですよね。そこで,ある動物保護施設”Animal Rescue League(アニマル・レスキュー・リーグ)”はその問題の解決策を生み出したのです。それは,野良猫を社会に溶け込ませながら,スタッフは日常の仕事をこなすことができるというものなのです。出典:http://www.boredpanda.com/feral-cats-special-pouches-kitten-bjorns/
確かに,人間の赤ちゃんでもいつもお母さんといっしょがいいもの・・・ほっておかれると感情的に育たないかもしれません。かといって,お母さんは雑用に追われ赤ちゃんにばかりかまってあげられない・・・
抱っこひもやおんぶ紐でお母さんと密着している赤ちゃんの姿をよく見かけますよね。
どんなにお母さんが,忙しくしていても抱っこひもで抱っこされている赤ちゃんや,おんぶ紐でおんぶされている赤ちゃんはとても安心した表情を見せてくれます。
一石二鳥
「このアイデアのおかげで,私たちは,手を使うことなく野良猫たちを社交的にしながら,電話に出たり,患者さんと話をしたりといった複数の業務をこなすことができるのよ。」とスタッフは語ってくれました。出典:http://www.boredpanda.com/feral-cats-special-pouches-kitten-bjorns/
まるでカンガルーのぽっけのようなこのベスト。
中は広そうですが,入り口は狭く安全な作りになっていますよね。
子猫は常にスタッフの愛情やぬくもりを感じることができますね。
このデザインにはもう1つのメリットが!