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卑劣な虐めにより身を接着剤で固められていた…人を信じることをやめた犬の現在に涙


 

接着剤で固められた子犬

工場の建物で発見されたその子犬はわずか4か月の子犬だった。その子犬はなんと2人の心無い子供によって体中に工業用接着剤を塗られ、付着した厚い泥土と小枝は分厚い層となり、セメントのようにその子犬を覆い身動きできない状態でした。辛うじて動かせるのは舌ぐらいだったと言います。
幸いにもイスタンブールのHe'Art救助センターに保護され、パスカルと名付けられた子犬は手厚い看護を受けることになりました。
出典:http://www.boredpanda.com/puppy-covered-clue-rescued-pascal/

保護された時の姿は、とても尋常なものではありませんでした。体中、泥土や小枝で覆われ、肢体は膠着し身動き出来ない状態。まるで藁人形のように見えるその姿は、生きたワンコの姿ではありませんでした。

一体、どうしてこんな事が出来るのでしょう!
可哀そうで、辛すぎて、正視することができません。
長い間、野良生活をしていたワンコがこのような姿になってしまう例もあります。
でも、この子は違うんです。故意にやられたのです。信じがたいことです!

子供たちの無二の親友になるべきワンコが……。
何かの間違いだって思いたいです。
怒りはもちろんのこと、こんな残酷なことをする心の病んだ子供がいることをとても悲しく思います。

身体は身軽になったものの、心は閉ざされたまま…

注意深く取り除かれた毛の下からは真っ赤にただれた地肌が現れました。これは、接着剤の化学物質が起こしたもので一連の治療が必要でした。
そして、数か月のリハビリの間、愛情に満ちたスタッフのケアによって、子犬の閉じ込められていた心も少しづつ開いていったようです。
また、『パスカル』という新たな名前も付けられました。
出典:http://www.boredpanda.com/puppy-covered-clue-rescued-pascal/

センターに保護されたパスカルは、覆われた接着剤のため血流を妨げることも懸念されており、その接着剤を取り除くことが最優先でした。注意深くその甲羅のような毛は取り除かれました。
こうして、身体も心も厚い甲羅で閉ざされていたパスカルでしたが、身体は解放されました。
しかし、まだまだ人間への信頼感を取り戻すには、心のリハビリが必要でした。

彼のこの表情を見ていると、彼の負った心の痛みがこちらにも痛いほど伝わってきます。
でも、とりあえずこれで安心。良かったです。

身も心も解放されたパスカルの新たな人生

 
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