ソニーとミア
ある家に、ミアという猫がいました。
ミアは愛情溢れるやさしいお姉さん猫。
生まれたばかりの人間の赤ちゃん・ソニーが家にやってくると、ちょっと離れたところからいつもソニーのことを見ていました。
それはソニーのことを怖がっているというよりは、ソニーを脅かすものはないか見守るような、力強くも温かい視線だったといいます。
ミアは、ソニーが家にいれば必ずそばにいました。
ソニーがおでかけすると、お出迎えもしました。
1人と1匹の絆は、より強く結ばれていきました。
そんなある日のこと、外出先から戻ってきたソニーがなんと発熱していました。
ミアはすぐにソニーに熱があることに気付きます。
ミアの行動に愛情を感じる…