子どもたちを助けて
/imeditor_storage/1/article/20170207083851-axk1d.png)
保護したのは、心理学者のリアーナさん。彼女は衰弱したそのグレイハウンドを獣医の元に運び込みました。
獣医のエレンさんは、犬が授乳中の母犬だということに気付きました。
「どこかに子犬が居るはず」リアーナさんとエレンさんは、子犬を救おうと考えました。
ですが、子犬の居場所は母犬にしか分かりません。
母犬がいつから動けなくなっていたのかも分からないため、すぐに助けに行く必要があります。
彼女たちは、母犬の骨折した足を固定すると、長い紐を付けて子犬のところへ誘導して貰おうと考えました。
/imeditor_storage/1/article/20170207083939-udnoh.png)
しかし、母犬の骨折の原因は、人間の心ない蹴りによるものの可能性がありました。外傷が少なかったためです。
さらに捨て犬であるとも思われました。
スペインには、猟のシーズンが終わったら猟犬を捨て、次のシーズンに新しい猟犬を飼うハンターがいるのです。
人間を憎み、恐れていたとしてもおかしくない母犬。
ですが、二人の思惑通り母犬は歩きはじめました。
会ったばかりの彼女たちを信頼し、助けを受け入れてくれたのです。
/imeditor_storage/1/article/20170207084018-x1ztb.png)
リアーナさんとエレンさんは、母犬と共に歩き続けました。
/imeditor_storage/1/article/20170207084050-2xehj.png)
その距離はおよそ3キロ以上。
行きついたのは、田舎に放棄された壊れた車でした。
/imeditor_storage/1/article/20170207084120-skrmq.png)
data-ad-client="ca-pub-1493050849235845"
data-ad-slot="1254475616">
子犬たちは生きているのでしょうか
