人に救われた猫が人を癒す
大学病院のICUに猫が?!
その猫の名前はデューク・エリントン・モリス(デューク)。デュークはサンフランシスコSPCA(動物虐待防止協会)から病院を訪問しては喜びや笑顔を届けています。ICUルームではカートに乗って患者さんに挨拶をして回るデュークの姿がしばしば見られます。出典:http://www.lovemeow.com/tuxedo-cat-travels-on-his-royal-cart-to-bring-joy-and-hope-to-critical-2217426271.html
英語圏では鉢割れ柄の猫はしばしばタキシード猫と呼ばれます。文字通りタキシードで正装し、偉大なジャズピアニストであるデューク・エリントンと同じ名を持つデュークが病院で患者さんの元を訪れる際も実に気品溢れる紳士のようです。
病と闘う患者さんに笑顔を届ける
彼が病室に現れると患者さんはすぐさま笑顔に変わるのです。出典:http://www.lovemeow.com/tuxedo-cat-travels-on-his-royal-cart-to-bring-joy-and-hope-to-critical-2217426271.html
こちらのお年寄りの患者さんに看護士が血圧を計ったり必要なケアをしている間、デュークはそばで大人しく撫でられています。そして患者さんも思わず笑顔に。こんな風に介護施設ではなく大学病院という場に猫が堂々といる風景はとてもめずらしいですね。しかしなぜデュークは病院に入る事を許されているのでしょうか?
病院も公認の立派なセラピーキャット
「我らがセラピーキャットのデューク・エリントン・モリスは魅惑のフワモコでICUの患者さんを励ましているんです!」出典:http://www.lovemeow.com/tuxedo-cat-travels-on-his-royal-cart-to-bring-joy-and-hope-to-critical-2217426271.html
UCSFメディカルセンターのスタッフはそう話します。
「デュークはサンフランシスコSPCAのアニマルセラピープログラムの一員なんです」
このプログラムはシェルターの動物達が病院に訪問することを可能にし、不安や痛みを抱え意気消沈する症状の重い患者さん達を元気づけるというなんとも羨ましい取り組みなのです。
恐らく日本では衛生上の問題などからこの先も実現しそうにないような実に興味深いプログラムですが、UCSFメディカルセンターではどのように対処しているのでしょうか?
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センターでは抜け目のない対処が行われていた!