寒空の下で子犬が事故に!
はねた人が現場に戻って来るも...
雪深いある日、一匹の子犬が行き交う車にはねられ道路脇の側溝で動けなくなっていました。生後およそ7か月ほどのその犬は雪の中に投げ出され、次第に雪に埋もれて行ったため通り過ぎる車からは見えなくなっていました。出典:https://www.thedodo.com/puppy-ditch-alberta-2197832386.html
「子犬の体温で雪が溶けて行き、埋もれて行ったようです」
アルバータ・アニマル・レスキュー・クルー・ソサエティ(AARCS)のアンバー・ペリーさんは子犬の姿が見えなかった理由をそう話します。
世の中には運転中に動物をはねても知らん顔で逃げてしまう人が残念ながら多いのが現実です。
ただ、この子犬をはねてしまった人は決して無情な方ではなかったようですが、皮肉なことに雪が視界を邪魔して見つけられないとはなんともやるせない気持ちだったことでしょう。
時間が経てば経つほど、犬を見つけることが困難となっていきます。
車にはねられたにもかかわらず生きていたことは不幸中の幸いでしたが、この子に降りかかる苦難はまだまだ続いたのです。
どこにいるの?
事故にあってから12時間。その子犬は骨盤に骨折を負いながら雪の中で耐えていたのです。出典:https://www.thedodo.com/puppy-ditch-alberta-2197832386.html
そんな辛い状況の中、のちに「ナツメグ」と名付けられるその犬はスケートボードパークへ向かう数人の10代の若者に姿を目撃されます。その若者達は動物保護組織に連絡を取り、組織が現場へと駆け付けますが深い雪の中に沈み続ける子犬の姿をなかなか見つけることができません。
偶然とはいえナツメグの姿を見て通報してくれた若者達の行動は素晴らしいですね。
これでナツメグは助かるのだと思いました。
しかし、現場は雪と雑草に覆われてまるでカモフラージュのようになっていて捜索活動は思うように行きません。
レスキュー隊は救助したいのに発見できない状況に焦る気持ちもあったことでしょう。
12時間も雪の中に取り残され、痛みと体力消耗に格闘するナツメグの安否がとても気になります。
この時間、ナツメグは孤独と生命力との戦いでした。
果たしてレスキュー隊はナツメグを探し当てて救い出すことができるのでしょうか?
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戦いの先に待っていたものとは・・・・?