瀕死の状態で運ばれた「ジジ」
頭蓋骨に大きな損傷があり、ひどい脳震とうを起こしていたジジ。
なんと、車に轢かれてしまっていたのです。
しかもそれだけではありません。
ジジの体内は寄生虫だらけになっており、アスペルギルス症(人間でいう肺炎)というカビにも蝕まれていたのです。
衰弱しきっていたため、治療中に500グラムも体重を落としてしまったジジ。
ミミズクの体重が500グラムも落ちてしまうのは、かなり深刻なことなのだそうです。
もはやジジは、息をしているのが不思議なほど深刻な状態だったのです。
ここまで深刻な状態の動物を治療をした経験がないため、もう助けられないかもしれない…。
しかし、そこへ奇跡の立役者が現れたのです。
猛禽類のささやく声を聞ける男
その奇跡の立役者こそ「猛禽類のささやく声を聞ける男」との異名を持つ、ダグラス・ポジェキー先生でした。
施設長でもあるダグラス先生は、猛禽類を愛し、心を開かせ、固い絆を築き上げることができると評判の名医。
彼は死の淵をさまよっていたジジに、手厚く治療を行いました。
するとジジは、みるみるうちに元気を取り戻し、自分でごはんを食べることができるまでに回復したのです!
「ジジを助けられたのは、本当に奇跡としか言いようがない!」施設の創立者であるダビッソンさんは、そう語りました。
その後も、ジジの体調は安定していました。
それを見て安心したダグラス先生は、家族に会うために休暇をとり施設を離れました。
それから数日後…。
ダグラス先生が休暇から戻ってくるやいなや、ジジは驚きの行動に出たのです!
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ジジからの最高のプレゼント!