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安子(上白石萌音)が別れの決心 「ありきたり」展開...でも涙腺は崩壊 【カムカムエヴリバディ】


NHKの「カムカムエヴリバディ」番組サイトより

<朝ドラ 今週の山場は?> 11月16日(2021年)にはこんなシーンが。雉真稔(松村北斗)の母・美都里(YOU)に、和菓子の配達のお金を渡され「二度と稔に近づくな」と言われた安子(上白石萌音)。それに対して怒りを露わにした稔だが、結局、父親・千吉(段田安則)に長男として将来を考えろと抑えられる。

安子への想いと雉真家の長男としての人生で揺れる稔は、安子に会いに行く。そして「たちばな」の窓外から安子を眺めるだけで帰ろうとすると、それに気づいた安子の父・金太(甲本雅裕)が気づいて追いかける。

「長い夢を見ていた」

娘の父親というのは優しいもの。娘の味方。安子との付き合いを反対していたのに「会っていってほしい」と稔に伝えた。安子に何が起きたのかを汲み取り、辛い気持ちを察する優しい父親でほっとする場面だった。悲恋の始まりで心配になるばかりのなか、職人の愛情、男親の愛を感じた。ツイッターなどには「金太父さん、反対してたのに良いお父さん」「安子は家族に愛されてるなぁ」「金太えらい!娘想い!安子の為に!」との声も。

そして店のなかで2人は対面。またまたドキドキする場面。お互いに好きなのにダメなの?と願うような気持ちで見ていたが、悪い予感は当たる。稔さん、女子は「いつかきっと」じゃなくて「今すぐ」が欲しいのだよ。

結局、稔さんのほうが大人なはずなのに安子ちゃんから別れを切り出すことになり、しんどい展開に。「長い夢を見ていた」なんて、ありきたりなのに涙腺崩壊。夢見るのが女子じゃないかー!「ドラマとわかっていても辛くなります」「人生思うようにいかないわよね?」など視聴者の反響も大きいようだった。

戦況も悪化、朝ドラ鉄板の切ない展開。日本のモノづくりを支えた後継ぎの問題は重要なのであるがしかし、安子ちゃんには幸せになって欲しい。今後、せめて夢の一部がかないますように。

(Y・U)

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