今回は鉄道愛好家や廃線マニアがこぞって訪れる「旧石部(せきべ)トンネル」をご紹介します。
石部トンネルには長い歴史がありました
静岡県静岡市大崩海岸(おおくずれかいがん)にあるJR東海道本線の「旧石部トンネル」。
平行に走る磯浜トンネルと共に明治22年(1889年)に開通しました。
▼昔は蒸気機関車が走っていました
昭和19年(1944年)にJR東海道本線は現在新幹線が走っている日本坂トンネルへ移設されます。
その後旧石部トンネルは道路用のトンネルとして利用されていましたが、昭和23年(1948年)、甚大な被害をもたらしたアイオン台風によって一部が崩壊。
現在は残っている坑門部分を見ることができます。
大迫力の「旧石部トンネル」跡を写真でご紹介
行って来た、旧石部トンネル。時間があればもう少し見ておきたかったが3分程で撤収。それでもかなりの収穫 煉瓦造りの坑門が幻になるのも時間の問題と思われ… pic.twitter.com/CsXyAuH8xY
— Tmo-D (@Dot33GS30) 2017年3月30日
「鉄道廃線を歩く」のなかでも強烈なインパクトの旧石部トンネルに行ってきました。なんかすごかった。 pic.twitter.com/1maEpZgo
— とべないぼうし (@tobenaibousi) 2012年11月18日
東海道本線の旧石部トンネル
— まっさん (@massan_190) 2017年3月30日
行けるところまで行きたかったけど、このタイミングで地震来たら確実に死ぬな・・・と思い行けなかった。ところでトンネルで聞こえたあの音はなんだったのか.... pic.twitter.com/r3pB6jrori
※トンネルの開口部にはロープを伝って入ることができるそうですが、安全とは限りません。
あくまで自己責任となりますが、行かれる方は十分にご注意ください。
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▼苔やススでオレンジ色のレンガが覆われているようですね。
ざわざわ。#トンネル 旧石部トンネル pic.twitter.com/Gy6e8yaOXu
— ますみ@もそもそ (@MASUMI_mosomoso) 2016年6月26日
出典 Twitter/@MASUMI_mosomoso さん
画像提供 Twitter/@MASUMI_mosomoso さん
画像提供 Twitter/@MASUMI_mosomoso さん
画像提供 Twitter/@MASUMI_mosomoso さん
▼こちらは2014年12月の様子
自然の猛威の前に、人が敗れた証。
— ベタ藤原 (@betafujihara) 2015年1月8日
東海道本線、旧石部トンネル。#編成写真じゃない鉄道写真#近代化産業遺産pic.twitter.com/UzUC0fJhli
旧石部トンネルを見た後には・・・
すぐ近くにある旧国道の「石部洞門」も。
▼左が石部洞門、右が石部海上橋
出典 instagram/@nakayama000225 さん
そもそもこの海岸の名前「大崩海岸」は崩落が頻繁に起きることからつけられたといわれています。
旧石部トンネルもこの石部洞門も自然の恐ろしさを体現しているのかもしれません。
廃墟マニアにはたまらない場所ですが、訪れるなら自己責任となります。
足場が悪い場所が多いので滑りにくい靴と適切な服装で訪れてくださいね。