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Booking.com ブッキング・ドットコム_ LGBTQ+ について学ぶホテル向け「Travel Proud」プログラム日本語版を提供開始、無料オンライントレーニング「Proud Hospitality」で認証取得


「すべての人が、ありのままでいられる宿に泊まろう。Booking.com では「Travel Proud」プログラムを通じて、LGBTQ+の旅行者がよりインクルーシブな旅を楽しめるよう支援しています」

―――そんな想いで日本国内でも本格始動したのが、Booking.com 「Travel Proud」プログラム日本語版。

宿泊予約サイト Booking.com は、ホテル・宿泊施設などパートナー施設向けに、LGBTQ+ について学ぶ「Travel Proud」プログラムの日本語版を展開開始。

ブッキング・ドットコムが提供するインクルーシブ(包括的)なプログラムは、アジア太平洋地域では初の現地語提供に。

https://www.booking.com/proud.ja.html

日本の LGBTQ+ 旅行者たちの想い

ブッキング・ドットコムが2023年に実施した日本を含む世界27ヵ国の1万1555人の LGBTQ+ 旅行者を対象に行った調査によると、日本人の LGBTQ+ 旅行者の60%が、「旅先選びの際に自身の安全とウェルビーイング(心身および社会的な健康など幸福)を考慮する必要がある」と回答した。

この数字は前年の48%から大幅に増加し、世界平均の80%に近づいている。この調査結果は、日本の LGBTQ+ 旅行者の意識が向上し、安全で快適な旅行を求める声が高まっている。

宿泊施設リストに「Travel Proud」バッジ付与

ブッキング・ドットコムが提供する「Travel Proud」の中核は、日本語で利用できる無料のオンライン・トレーニング・プログラム「Proud Hospitality」。

このプログラムは、LGBTQ+ の旅行者が旅行中に直面する独自の課題や障壁に焦点をあて、パートナー宿泊施設はトレーニングの課程を修了することで、「Proud Certified」の認証を取得できる。

このプログラムでは、実践可能なスキルとテクニックを学ぶことができ、LGBTQ+ 旅行者を自信を持ってサポートするための「Travel Proud Customer Toolkit」など、追加リソースへのアクセスも含まれる。

コース修了後、「Proud Certified」の認証を取得したパートナー施設には、宿泊施設リストに「Travel Proud」バッジが付与される。

旅行者は、宿泊施設ページにある「Travel Proud」バッジを参照することで、どの施設が「Proud Certified」の認証を取得しているのか一目で判別できるようになる。

さらにブッキング・ドットコムは、インクルーシブな言葉遣いを採用しているため、ほとんどの場合、予約時に性別の指定は不要で、ジェンダーに関する選択肢も幅広く提供している。

「自分自身であることを心地よく歓迎されるよう支援」

ブッキング・ドットコムは、「Travel Proud」プログラムの日本語版の提供開始にあわせ、4月19日に報道関係者向けに本プログラムに関する発表会を開催。

当日は、LGBTQ+ 当事者で自分自身の軸を持ちながらドラァグクイーンとしても活躍するドリアン・ロロブリジーダ、LGBTQ+ 当事者で作家・トラベルライター、クリエイターのカラム・マクスウィガン(Calum McSwiggan)、同プログラムをいち早く導入し、日本初の「Proud Certified」認証を取得している宿泊施設「all day place shibuya」の飯島亮 支配人、Booking.com アジア太平洋地域担当 ローラ・ホールズワース マネージング・ディレクターが登壇。

それぞれの視点からジェンダーやセクシュアリティに関わらず誰もが安心できる旅行の楽しみ方について語った。

「ブッキング・ドットコムにとって重要地域である日本で、好評を博している『Travel Proud』プログラムを開始できることをうれしく思います。

日本において、私たちの予想を上回る申し込みがあったことを受けて、私たちは、すべての人のために、すべての人による、真にインクルーシブな旅のプラットフォームと体験の創造をめざしています。

私たちは、日本の宿泊施設パートナーと協力し、旅行者が日本での旅路で、自分自身であることを心地よく歓迎されるよう支援してまいります。

どこから来ている、誰を愛しているか、どのような自認をしているかに関わらず、すばらしい体験をしてもらいたいと思っています(Booking.com アジア太平洋地域担当 ローラ・ホールズワース マネージング・ディレクター)

「『Proud Certified』の認証を取得することができ光栄に思います。

Travel Proud の認証を受けることで LGBTQ+ フレンドリーな宿泊施設であることをお客様に知っていただけます。

プログラムの前後で、従業員の LGBTQ+ 当事者に対する意識は高まりました。

プログラムを通して、LGBTQ+ 当事者について知ることができたという声もあがっています。

Travel Proud の認証を受けている宿泊施設が増えることを私も望んでいます」(all day place shibuya 飯島亮 支配人)

「私にとっての旅とは、心の洗濯だと思っています。また、旅先の体験が心の栄養補給だと思っています。

私のパートナーは、トランスジェンダー男性です。とくに、海外旅行に行く際にはパスポートの性別と見た目の性別が異なることで多くの不都合を感じています。

当事者にとっても、遠慮ではなく配慮が宿泊施設から感じられることで、旅先での体験が素晴らしいものになると感じています」(LGBTQ+ 当事者 ドリアン・ロロブリジーダ)

「Travel Proud の認証を受けている宿泊施設とそうでない宿泊施設の違いは、LGBTQ+ であることを完全に受け入れられているか、信頼感を感じるかです。

信頼を勝ち取るのは、難しいことですが、Travel Proud の認証を受けた宿泊施設は、毎回自分の期待を上回るような体験ができました」(LGBTQ+ 当事者 カラム・マクスウィガン)

―――ブッキング・ドットコムの「Proud Hospitality」トレーニングと「Travel Proud」バッジは、2021年に始動。

同トレーニングは現在、日本語のほか、英語、イタリア語、フランス語、スペイン語、ブラジル・ポルトガル語、ドイツ語でも受講が可能。

現在、120を超える国と地域、1万2,000を超える都市に6万5,000を超える Proud Certified 認定取得パートナー宿泊施設がある。

「Travel Proud」プログラムの詳細は、公式サイトへ↓↓↓
https://www.booking.com/proud.ja.html

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