英語の勉強をしようにも、もう中学・高校で習ったことから覚えてない!そんな人も多いと思います。そんな人におすすめしたいのがこの本、『中学・高校6年間の英文法をこの1冊で復習する』です。
超基礎の英文法を1日1つ学んでいける
この本は、1日1項目ずつ英文法を勉強していき、ステップ・バイ・ステップで必須知識を勉強できます。
- 1日目:動詞と5文型
- 2日目:時制
- 3日目:助動詞
- 4日目:名刺・代名詞・形容詞・副詞
- 5日目:比較
- 6日目:受動態
- 7日目:疑問文
- 8日目:不定詞・動名詞
- 9日目:関係詞・分詞
このように、TOEICでも英会話でも必要な超基礎だけを凝縮した1冊です。
「本当に苦手な人」でも分かる超丁寧な解説
この本は何と言っても、上級者お断りと言わんばかりな超丁寧な解説が特徴で、とにかく基本的な部分を学べます。一般的なTOEIC参考書や英会話の教材では教えてくれないようなことまで、しっかり解説があります。
- 3単元のsって何?どういう時に付けるの?
→sを付ける場合を完全に押さえておけばOK - 5文型って何?
→重要な第2文型と第5文型から学ぶと分かりやすい! - 完了形ってどういう意味なの?
→「過去のことが今も残っている」と覚えればOK! - 関係代名詞ってどう使うの?
→2つの文をくっつける”接着剤”のようなもの!
難しく考えるのではなく、大事なポイントだけシンプルに学んでいけます。
本当に重要なポイント+例文で英語に慣れていこう
英語が苦手な人におすすめなのは、習うより慣れろ、英文に触れることで少しずつ慣れていくのがおすすめです。
例えば、
Q.第3文型と第4文型ってどう違うの?
A.
第4文型:He bought me a book.
この文型が、ちょっと入れ替わって
第3文型:He brought a book for me.
になる、という具合です。第何文型がどれだっけ?と迷う前に、例文で覚えてしまうのが効率的です。
英語が苦手な人にとって、難解な文法用語はとっつきにくいものがあると思います。ですが、大事なのは文法用語を覚えることではなく、英文の形を覚えてしまうことです。
過去完了ってどう使うの?
A.5つの意味を例文とセットで覚えると分かりやすい!
- 継続:He had lived in Tokyo for 2 years.
私が彼に会ったとき、彼は2年間東京に住んでいた。 - 経験:I knew him because I had met him once.
1度会ったことがあったので、私は彼を知っていた。 - 完了:She had already left when I got there.
私がそこに着いたときには、彼女はすでに出かけていた。 - 結果:I bought a new watch because I had lost my old one.
私は古い時計をなくしてしまったので、新しいのを買った。 - 大過去:He lent me the video which he had bought.
彼は買ったビデオを私に貸してくれた。
このように、いろいろ細かなことを覚える前に、大事なワンポイント+例文でどんどん覚えてしまうのが効率的です。そもそもこれって何?と考えても、英語という言語がそういうもの、と割り切ってしまいましょう。
英語ができるようになるための最低限の基礎だけであれば、実はそこまで勉強しなければいけないことは多くありません。英語がとにかく苦手だった人は、1日1テーマで無理せず、でも確実に英語をやり直してみてはいかがでしょう?
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