「世界のニナガワ」として知られる舞台演出家の蜷川幸雄さんが、12日に肺炎による多臓器不全のため亡くなりました。享年80歳でした。
蜷川さんが見出した俳優の一人が藤原竜也さんです。藤原さんは中学3年生の時、蜷川さんによって約5500人の中から「身毒丸」の主役に選ばれ、俳優としてデビュー。21歳で主役を演じた「ハムレット」では、多くの演技賞を総なめにしました。
そんな藤原さん、実は蜷川さんが亡くなる前日、病室にお見舞いに行き、最期の対面を果たしていました。藤原さんは蜷川さんへの感謝の気持ちをこのようにコメントしています。
藤原さんが最期に出会えた奇跡に、ネット上では感動のコメントが寄せられています。
藤原くん、蜷川さんに最後あえたんだね。よかった。
一度蜷川演出舞台観に行きたかったなぁ…—礱(わたる)@ゾクゾクした (@roo_4_roo) May 13, 2016
蜷川さんのことで藤原竜也さんの事も心配だったけど、今日コメント出してくれた亡くなる前日にお見舞いに行ったそうで...最期の会えて良かったです。身毒丸からもう20年くらいか~
—ゆいか (@yuika_20) May 13, 2016
藤原竜也って蜷川さんが居たからこそ、あそこまでの俳優に育ったんだよね。今はまだ若いけど、歳を重ねたら今以上の俳優になって映画界に必要な存在になるよ
—ヒナ (病気は落ち着いたかな?) (@HINA_LOVE) May 13, 2016
灰皿を投げるなど厳しい演技指導で知られる蜷川さんですが、それは大きな愛情の賜物。藤原さんにもその愛情が伝わっていたんですね!
https://www.youtube.com/watch?v=ufN6G2Pger4
蜷川さんのご冥福をお祈りします。