企業にとっては大切なコンプライアンスですが、気にしすぎるとどうなってしまうでしょう。
物語に過剰な自主規制をいれてしまった「桃太郎」をご覧ください。
おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗剤は使わずに洗濯へ行きました。
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おじいさんとおばあさんはきびだんごをつくって桃太郎ににもたせてあげました。
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「ももたろうさん、ももたろうさん、おこしにつけたきびだんご、一つわたしにくださいな」
桃太郎は答えました。
「チョコレートなどのお菓子を犬に食べさせたことによる死亡事故の例もあるからきびだんごはあげられないよ」
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しばらくすると今度はキジに出会いました。
「ももたろうさん、ももたろうさん、おこしにつけたきびだんご、一つわたしにくださいな」
桃太郎は答えました。
「君は、国際自然保護連合(IUCN)が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリストであるレッドリストに載るくらい貴重な生き物だから、きびだんごを食べさせられないよ」
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「ももたろうさん、ももたろうさん、おこしにつけたきびだんご、一つわたしにくださいな」
桃太郎は答えました。
「野生のサルには餌付け禁止条例があるからきびだんごをあげるには自治体の許可が必要だ」
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鬼たちは、非暴力でトラブルを解決した桃太郎にたくさんの「宝物」をさしだしました。
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そして鬼も生き方を改め、非行にはしる若い鬼たちへの更生支援を始め、生涯、社会活動に従事しました。
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みなさん、こんな絵本をどう思いますか?