ある女性が見知らぬおじいさんの命を助け、町のヒロインになりました。
あどけなさが残るアシュリー・オルドリッジさん(写真右)は、19歳2児の母です。
お昼の支度をしていると、家近くの線路近くから喚き声が聞こえました。見ると75歳のアール・ムーアマンさんの車いすが線路に引っかかり、動けなくなっていたのです。
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数台の車は無情にも彼のそばを通り過ぎていきました。
完全に車輪がはまってしまった車いす。
100キロ近くあるアールさんを、小柄なアシュリーさんひとりで移動させるのは容易ではありません。そうしている間に、機関車を知らせるベルが。すぐそこに車両が見えます。
しかし、アシュリーさんは最後まで決して諦めませんでした。
もうだめだ!
機関車が車いすを奪っていったのは、アシュリーさんがアールさんの身体を引き寄せた、まさにその直後でした。
「彼女は僕の守護神、そして新しい孫だ。」
この出来事は2人の心に大きなトラウマを残しました。
しかし、代わりに2人の間には家族同然の信頼関係ができたのです。家が近いということもあり、アシュリーさんはよくアールさんのお宅に遊びに行くのだとか!
アシュリーさんのお家は決して裕福ではありません。飲食店で働く旦那さんの給料では、毎日食べていくのがやっと。
でもその後、市から表彰され、メディアでそのことが報じられると、たくさんの方から食糧や寄付金が届いたのです!
生活は苦しくても前向きに笑顔で生きてきたアシュリーさん。今回のことを振り返って、こう語っています。
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