特別警報級の勢力まで発達している台風10号に対し、気象庁と国土交通省が接近数日前に合同会見を行い注意喚起を行うなど、危険な状態が予測されます。台風の備えは4日までに済ますように気象庁が発表するなどしており、国民にも危機感が強まってきています。そんな中、ヤマト運輸が台風10号に備えた英断が流石過ぎて涙腺崩壊と話題になっているのです。
台風10号の備えを気象庁が呼びかけ
【報道発表】(R2.9.4) #台風第10号 の今後の見通しについて報道発表しました。台風第10号は特別警報級の勢力まで発達し、5日夜から6日午前にかけて沖縄地方に接近、6日から7日にかけて奄美地方から九州に接近・上陸のおそれがあります。本日中に備えをお願いします!https://t.co/D89sQ3fh3X
— 気象庁 (@JMA_kishou) September 4, 2020
非常に強い台風第10号は、今後特別警報級の勢力まで発達し、5日夜から6日午前中にかけて沖縄地方に接近する見込みです。その後も特別警報級の勢力を維持したまま北上を続け、6日から7日にかけて奄美地方から九州に接近または上陸するおそれがあります。
引用:気象庁
奄美地方、九州地方にお住まいの方はもちろんですが、広い範囲で甚大な影響を受けるおそれがあるとして遠く離れた地域でも台風10号に備える必要があることが気象庁の発表から伺えます。
しかし、台風があろうと地震があろうと、何かにつけて出勤しろという風潮が根強く残っている会社も一部に存在しています。
そんな中、日本の物流を支える企業の一つであるヤマト運輸が素晴らしい英断をしたと話題になりました。
ヤマト運輸、台風10号に備えて配達など取りやめへ
ヤマト運輸は4日、台風10号が九州に上陸する可能性があることを受け、5日から7日にかけて九州地方で集荷・配達業務などを停止すると発表しました。https://t.co/uCNEMY4gMQ
— 毎日新聞 (@mainichi) September 4, 2020
非常に強い台風10号が九州に接近または上陸する可能性があることを受け、弊社では社員の安全確保やお荷物の品質確保のため、下記の通り集荷・配達業務等の停止、およびクール宅急便の荷受けの停止を行います。
引用:ヤマト運輸
荷物の品質確保、そして従業員の安全を守る為、集荷・配達業務等の停止とクール宅急便の荷受けの停止を発表したのです。
この対応に、「やはり最大手は正しい対応ですね」「本気で緊急事態なんだなという空気感にビビる。」「配達員の方の安全を優先してもらいたい」と、ネット上にコメントが寄せられていました。
台風10号の影響による荷物のお届けについての詳細は、ヤマト運輸のHPをご覧下さい。
今回の台風10号は、伊勢湾台風並みとも言われていますので、事前の対策を十分に行っておく必要があるのではないでしょうか。
source: ヤマト運輸