ディズニーランドといえば、今でも多くの人が足を運ぶ「夢の国」。ちょっと高い入場料は、その国で存分楽しむための、旅費。そう考えれば1万円弱はそんなに高くないのかもしれません。そんなディズニーランドと肩を並べるもう一つのテーマパーク「ディズニーシー」。実はこのテーマパークのアトラクションにとんでもない事実が判明しました。
ディズニーシーのアトラクションはWindowsXPで動いている!?
ということで、さっそく「ディズニーシー」にやってまいりました。コロナ禍でもありますが、土日ということで人は多く、非常ににぎやか。
冬でありながら気温もぽかぽかと高く、ダウンジャケットが不要なほど。そんな中、某アトラクション がWindowsXPで動いているということなのでさっそく確認しに行きました。
某アトラクション
こちらが問題の某アトラクション。
乗り物の横に、制御機械が置かれております。この機械をディズニーシーのキャストが制御します。
そしてそこのモニターに映し出されている画面を見てみます。すると……
確かに、見覚えのある「青いウインドウ」。
ブラウザのChromeとかではなく右に赤い「✕」ボタンが有り、間違いなくあの懐かしいWindowsXPであることが伺えます。
しかし「WindowsXP」といえば、現在の最新版OSである「Windows11」から、5世代も前のものです。
ただし家庭用で使われる「HOMEエディション」ではなく、組み込み用の「Windows XP embedded」である可能性が高い。
ちなみに、ディズニーシーのオープンが2001年9月4日。WindowsXPリリースが、2001年10月25日。つまり、オープン時はWindowsXPがなかった。
つまりWindowsNTなどが使われていた、もしくは、リリースが1ヶ月後と割と近いので、なんらかの措置でWindowsXPを使えた可能性もゼロではありません。
だとしたら、その頃から今日まで、WindowsXPが使われているのかもしれません。
御存知の通り、WindowsXPの後に「WindowsVista」そして「Windows7」「Windows8」「Windows10」と続きます。
その都度バージョンアップをするのがセキュリティー面では安全なのかもしれませんが、一方で、OSをバージョンアップすることで、アプリケーションによる不具合も起きやすい。
おそらく、ネットに繋がずスタンドアローンであれば、外部から攻撃される心配もないので、その概念でWindowsXPが使われ続けているのだと推測されます。
とはいえ、マイクロソフトのサポート期限も切れてしまったWindowsXP。果たして今後もディズニーシーではWindowsXPを使い続けるのでしょうか。
Source:マイクロソフト