ういろう(外郎)は、蒸し菓子で和菓子のひとつです。材料は米粉やワラビ粉などの穀粉が使われ、砂糖と湯水と一緒に練り合わせ型に注いで蒸して作られるのが一般的のようです。名古屋の銘菓でも有名ですよね。日本では江戸時代にはういろうが存在していて食べられていたようです。ういろうは、もちっとした食感で甘くて美味しいですよね。今回はそんなういろうを新感覚スイーツにするレシピをご紹介いたします。
ういろうをさらに美味しくするレシピとは?
いいですか、ういろうは焼いてください!
厚めにスライスしたういろうを油を引いて温めたフライパンに乗せて両面こんがりと焼くだけ
表面がパリッとなって中がフワトロもっちもち、まるでフレンチトーストのような超新感覚の「焼きういろう」がマジですごいんです!
バターを乗せたらPerfectです! pic.twitter.com/4OjB0lYEbY
— Swind/神凪唐州@名古屋めしの人 (@swind_prv) September 25, 2021
これは、今までの概念が覆される食べ方ですね。そこまでおススメされるならやってみしょう。
いつも通り食べてみる
ういろうは名古屋・小田原・京都・山口などでも製造されているので近隣に住まれている方は割と入手しやすいかもしれません。筆者は都内の23区外に住んでいるのでショッピングモールや大手スーパーを回りましたが、ういろうの取扱いがありませんでした。
百貨店では取扱いがあり、高島屋さんで無事入手出来ました。名古屋の青柳ういろうです。銘菓なので、お土産でいただいたこともあるかもしれません。
今はこのような小サイズも販売されていて、5種の味(さくら、しろ、くろ、あずき、抹茶、あがり)が一袋に入っているので色んな味を楽しめていいですね。486円(税込)でした。
まずは、抹茶味のういろうをいつも通りいただきまーす。うん。美味しい~。もっちりとしていて少し弾力があり、上品な甘みが後から感じられ、抹茶の苦みもややありますがお茶の香りも感じられ、長く愛され続けている味なのもうなずける安定の美味しさです。
それでは、作っていきましょう。
新感覚スイーツを作ってみた
熱したフライパンに油をひき、厚めにカットしたういろうを入れ両面焼き色がつくまで焼き、最後に、バターをトッピングしたら完成です。
フライパンで中火3分程度で焼き色がつきました。今回はしろ・くろの2つを焼いていきました。
お皿に盛りつけて、バターをトッピングしてみます。
うわぁ~これ、絶対美味しいビジュアルですね。スマホの待ち受け画面に設定したいくらいの神々しささえ感じます。
まずはしろの方からいただいてみます。熱々で、バターがすぐに溶けていきます。では、一口パクッ……モグモグ…ゴックン。
えっ?すごい!食感が変化していきます。まず表面のパリッ、ういろうを噛むとふわふわ、そして中はトロトロ~。あー、多幸感が半端ない味です。これ、美味し過ぎます。トッピングしたバターも良い仕事をしてくれていますね。バターの塩味がういろうの甘味と融合し、一体感があるひとつのスイーツを完成させているかのようです。
続いて、くろもいただいてみましょう~。
いっただきまーす。くろは黒糖の味が香ばしくなり、よりバターと相性が抜群です。ういろうの和とバターの洋がマッチしてウマ過ぎて、衝撃的ですよ。
ういろうにこんな素晴らしい食べ方があったなんて、もっと早く知りたかったです。
ぜひ、新感覚のういろうスイーツを食べてみてくださいね。
和菓子といえば、みたらし団子の豚肉巻きも激ウマでした。
Source:青柳ういろう