image:いちかわ（@revirytic）
「となりのトトロ」は、スタジオジブリ作品で不朽の名作。1988年に公開され、30年経過しても多くの方に愛され続けています。トトロ、さつき、メイ、ねこバスなど印象的なキャラクターも魅力的ですよね。さて、そんな「となりのトトロ」ですが、いちかわさん（@revirytic）がTwitterにてご投稿された、となりのトトロ無限「風のとおり道」演奏装置が400万回以上再生され、話題を集めています。今回はご本人に制作秘話を伺いました。
癒されると話題のツイート
無限「風のとおり道」演奏装置を作りました。#Blender3d #ジブリ pic.twitter.com/Nxi4XkLh8g
— いちかわ (@revirytic) March 5, 2022
となりのトトロ無限「風のとおり道」演奏装置のツイートを発見しました！トトロが傘を差して立っているところに、どんぐりが空から降ってきて、オープニングから可愛らしい演出です。
ねこバスが走行してきたりと、次の展開が気になり目を追ってしまいますね。ヒーリング効果のある音楽も素敵です。
ツイートのリプ欄には、ジブリの素敵な世界観と心地良い音楽に心が浄化され、鬼リピしてしまうという声が続々と寄せられ、話題を集めています。
・読みかけの文庫本を片手で開いたままこの動画を観始めて、気づけば5周してました。
・感動中です。永遠に見続けられます。頭空っぽにしたい時見ます。
・子供二人がグズって大泣きしているときに見せたら泣き止みました。 すごくすごく助かりました。
・ジブリの公式PVとして使われても問題ないくらいの傑作！
制作者さんに話を伺った
image:いちかわ（@revirytic）
Twitterの投稿者であり、制作者のいちかわさん（@revirytic）にお話を伺いました。
■プロフィールを教えてください。
趣味でCG制作を始めて3年くらいです。その前はずっと音楽をやっていて、マンドリン系の楽器演奏が得意です。
■となりのトトロ無限「風のとおり道」演奏装置を作ろうと思われたきっかけを教えてください。
TikTokで（@enbiggen）さんという海外のCGクリエイターの動画を見て気に入り、自分も何か似たような作品を作れないかと思ったのがきっかけです。
■一体どのように作られているのでしょうか？また、制作期間も教えてください。
映像はすべてCGです。音楽はDTMで作り、環境音や雑音は録音したものを挿入しています。
製作期間は、構想も合わせて1か月くらいです。
こだわりポイントとしては、実写では再現できない都合のいい動きをさせつつも、一見すると実写に見えるようなリアルな質感を出すことですかね。
image:いちかわ（@revirytic）
■ずばり、ジブリ好きですか？
ジブリは好きです！もちろんトトロも好きですが、一番好きな作品と言われるとなかなか決められませんね……音楽が一番好きなのはもののけ姫です。
■いいねやリツイートされるなど、とても反響が大きいですが、今の心境を教えてください。
ここまでバズったのは初めてなのでびっくりしてます。でも自分でも気に入ってるのでいろんな人に見てもらえてうれしいです。
■今後、作られたい作品はありますか？
今回はDTMで音楽を付けましたが、もともと楽器演奏が趣味なので楽器と絡めたCG作品をもっと作りたいです。
いちかわさん、制作の裏側について興味深いお話をしていただきありがとうございました。
いちかわさんの制作された、となりのトトロ無限「風のとおり道」演奏装置は、ストレスを抱えやすい現代社会にピッタリの処方箋のようです。となりのトトロの可愛らしい世界観と、癒される音楽で気持ちが落ち着き、筆者も何度もリピートしてしまいました。
いちかわさん、これからも素敵な作品を期待しております。
ジブリといえば、刺繍で制作「天空の城ラピュタ」の時計にも魅了されました。
Source：いちかわ（@revirytic）
