ターミネーターといえば近未来の現実的にありえそうなロボットが登場し、我々人間との戦いを描いた、SF映画でありますが、そんな近未来だからこそ、そろそろ実現してもいいんじゃないかというものも数多くありその中でかなり人気の高いのが、こちらの「T-1000」です。彼の能力は液体のような金属、いわゆる液体金属です。
T-1000とは
T-1000とは、映画ターミネーター2に登場する、アンドロイドで、2029年にスカイネットによって開発されたターミネータとされております。つまりあと現実世界では10年以内に開発・製造が完了していなければなりません。
彼の能力は、液体金属のボディを使い自由自在に相手をコピーもしくは体を変形させる能力。それでいてロボットとしての機能を有するわけで現在の技術ではまだまだ実現が難しい。
その中で最も難しいのが「液体金属」を液体である水の中だけでなく、外部に出して、かつ思いのままに、自由自在に変形できること。
まさにSFの世界ならではの技術ですが、なんと!そんな技術がどうやらついに完成したようです。
T-1000のような金属が完成する!
研究者によると、ガリウムや他の合金のような液体金属とニッケル、鉄などを補強すると、 T-1000のような、自由自在に変形可能な液体金属を作り出すことができるということです。
つまりこれを応用していけば将来、動的に再構成可能なT-1000のような自由自在に変形するロボットを作り出すことが可能だということです。
つまり、ターミネーターのような液体金属のロボットは更に現実的になりました。
とはいえまだまだ難しい問題が残っております。映画では完全に中身が人間のような思考能力を持ったAIが搭載されておりましたので、その人間ライクなAI技術と、その制御装置や記憶装置までも、この液体金属で作り出さなければならないという、かなりハードル高い難関が残っております。
それも全部5Gや6Gの技術でクラウド化させ、中身を受信装置だけにして、からっぽにすればよいのかもしれません。
その他にも細かい問題は山積みですので、T-1000を作るにはまだまだ道のりは長そうです。ということで、T-1000は2029年までに完成するのでしょうか。
掲載元
https://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-6831835/Scientists-develop-Terminator-style-liquid-metal-stretch.html