民法の改正により、2022年4月1日から成人年齢の引き下げが行われます。従来は20歳でしたが、これからは18歳から成人となり、大人とみなされますね。成人年齢の引き下げにより、気になるのが成人式です。18歳で成人式が行われるのか、それとも従来通り20歳で行われるのか。また、20歳で行われるのなら、『成人式』の名称はどうなるのでしょうか。
2022年4月1日から18歳から成人に!
成人年齢18歳に引き下げまで1か月 特に気をつけるべきこと #nhk_news https://t.co/YbtdTH7DdZ
— NHKニュース (@nhk_news) February 28, 2022
成人の年齢が、4月1日から18歳に引き下げられます。
ここで気になるのが、成人式は何歳で行われるのかということです。
成人式という名称から、成人式も18歳に行われるのでしょうか。
もし18歳に成人式が行われるのであれば、高校卒業などの時期と重なることから、成人式→卒業式準備→大学入学準備と、お祝い事が重なるり、出費がかさんでしまうことが考えられます。
ネット上にも、「18歳で成人って成人式が大学受験する歳になるってこと?」「18歳で成人になるってことは、センター試験直前に成人式ってこと?心から楽しめなそう。」「18歳って大学受験で忙しい時じゃん。成人式って無理じゃない?」とコメントが寄せられており、大学受験と重なることも懸念している様子がうかがえました。
成人式は18歳の年齢で行うのでしょうか。
成人式は従来通り、20歳で開催の自治体が多数
成人年齢が18歳に引き下げられる中、成人式は従来通り20歳で行う自治体が多いと、日本経済新聞が報じました。
民法上の成人年齢が20歳から18歳に引き下げられる2022年度以降も、都道府県庁所在地の47市区(東京は新宿区)のうち、8割を超す40市区が成人式の対象年齢を現状の「20歳」に維持する方針を決めたことが4日までに、共同通信の集計で分かった。残る7市はいずれも検討中で、「18歳」に既に決めたところはない。
引用:日本経済新聞
「成人式どうなるんだ?」「成人式はこの先も20歳なのかな?」と疑問の声がネット上に寄せられていましたが、多くの自治体では従来通り20歳で成人式を行うようです。
18歳で成人になっているのにもかかわらず、20歳で『成人式』という名称なのもおかしな感じがしますね。
すでに一部の自治体では『二十歳(はたち)を祝う会』『二十歳のつどい』などの名称に変更して行われることも発表されています。
多くの自治体が20歳で元成人式を行うことが発表されていますが、まだ検討中の自治体もあることから、自身の地域で成人式がいつ行われるのか注視しておく必要があります。
成人式といえば、成人になって気が大きくなったせいか様々な問題も報じられます。
これからの成人式は、成人になってから2年後に行われるので、落ち着いた大人の成人式を迎えてもらいたいものです。