数あるチェーンレストランの中でもサイゼリヤといえば、破格のコスパの良さで確固たる地位を築いているイタリアンレストランとして知られています。学生から社会人、ファミリー層まで幅広い層から支持を受けています。そのサイゼリヤがとうとう値上げするということで、大きな話題になっているようです。
サイゼリヤのメニューが1円値上げへ
サイゼリヤは7月1日からメニュー全141品の価格を見直すと発表しました。約9割を1円値上げして税込み価格の端数を無くし、十の位以下を「00円」か「50円」に統一します。支払い時の小銭のやり取りを減らし、新型コロナウイルスの感染予防を強化するということです。 https://t.co/UM15mjFtJE
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) June 23, 2020
7月1日より、サイゼリヤの全メニューが値上がりすることが決定しました。現メニューである141品すべて、税込み価格を00、50のいずれかに統一するための値上げとなっています。
値上げと聞いて心配になる方もいるかもしれませんが、ほぼすべてのメニューの値上げは1円となっておりますので利便性が損なわれることはないでしょう。
そしてこの1円値上げは、現在の世相を考慮してのことであるメリットを目的としています。
コロナ感染防止の目的
サイゼリヤ、ミラノ風ドリアの価格299円を300円に: 日本経済新聞 https://t.co/k3NB9jwUMx
>感染予防対策の一環で、会計時にお客が受け取る釣り銭を減らす狙いがある。
>メニュー価格の端数の大半はこれまで9円が多く、値上げ分の上げ幅のほとんどは1円にとどめるという。— nick holy (@NickTheHoly) June 23, 2020
サイゼリヤの全メニュー値上げのねらいとしては、コロナウイルスの感染予防という点になります。
これまでのメニューではミラノ風ドリアが299円、パルマ風スパゲッティが399円といったように会計時に小銭の受け渡しがどうしても発生しやすくなっていました。
しかし、299円のメニューを300円、399円のメニューを400円にすることで小銭の受け渡しの機会を減らし、スタッフと客との接触機会も最小限に抑えることが期待できます。
値上げに対してありがとうの声も
今回のサイゼリヤでの値上げに対して、ネット上では称賛の声が多くよせられています。
来月1日からサイゼリヤの料理の価格端数が00円とかキリのいい数字になるようです〜
1円値上げになるけど会計の時とか楽になるね— サイゼリヤ非公式 (@muritotoi) June 23, 2020
単純に会計時の計算や支払いが楽になることがありがたいといったツイートも複数見られます。ほぼ1円の変更ということもあり、ネガティブな印象はそれほど持たれていないようです。
サイゼリヤが全メニューの9割値上げと聞いて「え!」と思ったけど、会計時の接触を減らすため、端数が「99」円が多かった値段設定を「00」か「50」にしたので概ね1円値上げとのことで、どんどんやってくれて構わないよサイゼ…むしろありがとう…
— ゆうき (@_yuukixxx) June 23, 2020
値上げを行うと公表してありがとうといわれるサービスは稀ではないでしょうか。これも普段の人気に裏付けされた感想と言えるでしょう。
「サイゼリヤはミラノ風ドリアを299円から300円に値上げするぐらいならキャッシュレス決済導入汁!」って言ってる人の99%は「8月から順次キャッシュレス決済を導入します( • ̀ω•́ )✧!」って公式プレスリリースを読んでないことわかるし、リトマス試験紙的なテイムラインになってる pic.twitter.com/D6ocCaq7GZ
— SO(´◉ᾥ◉`) GO (@mezotaro) June 23, 2020
また今回の値上げに対して、キャッシュレス決済を導入すればいいのでは、という意見も散見されますが、サイゼリヤとしては順次キャッシュレス決済への対応にも取り組んでいくとのアナウンスを行なっています。
サイゼリヤといえば、以前にもテイクアウトメニューが話題になりましたが、今回の値上げに関してもポジティブな方向へ捉えられることとなりそうです。
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