いつの時代も流行り言葉というものはあるものですが、宮沢りえさんが起源とされる「超〇〇~!」は流行語を超えて日常で使われていますし、少し前なら「激おこぷんぷん丸」、最近では「おけまる水産」なんてのは当たり前のように耳にする言葉です。そんな流行語ですが、江戸時代に現代の「ンゴwww」に相当する言葉があったと話題になっています。
語尾を強調する流行り言葉
江戸時代中期、語尾に「山」をつけて、語調を強くすることが流行していたらしいです。
今でいう「ンゴwwwwww」ですね pic.twitter.com/O9UW3Ydm1B
— 9浪はまい【バンカラジオ】 (@hamaishogo1111) October 31, 2019
「〇〇山と語尾に「山」をつけて語尾を強くする。
江戸時代中期にこんな言葉が流行していたとは驚きです!確かに現代でいうところの「~ンゴwww」で間違いありません。「ありがた山」とか今でも十分使えそうですし、実際に使っていても不思議ではないですよね。
そもそも「ンゴwww」って何?
2008年にプロ野球「楽天ゴールデンイーグルス」の「ドミンゴ」投手が、わずか7球で3点を奪われ逆転サヨナラ負け。これが開幕戦だったことから大手掲示板が「ンゴwww」の書き込みで埋め尽くされる事態になったことが始まりです。
それからしばらく野球掲示板などでは「打たれたンゴ!」「負けたンゴwww」など主にネガティブな書き込み時に使用されていたのですが、2017年ごろになって語感のインパクトから若い女性を中心に急激に広まっていきました。
TV番組のタイトルやグラビアアイドルのDVDなどでも使われるほど浸透していきましたが、2019年現在では話し言葉として使われることはほぼなくなり、再びネット用語に戻った感があります。
ネットの反応
ありがた山なんて、もはや今のギャルとか言ってそう笑 https://t.co/Jqat1lcuPl
— まーくま (@D_love_ma) November 2, 2019
私は、友達と、「お疲れ山」とか言う。 https://t.co/1m0eBFpTWI
— Chat Blanc (白ねこ) (@Chatblanc040822) November 1, 2019
ありがた山なんて、もはや今のギャルとか言ってそう笑
私は、友達と、「お疲れ山」とか言う。
ネット上でも「ありがた山」なんて言ってそう!って意見が多く見受けられました。その他に真偽のほどは定かではありませんが、こんな面白い情報が・・・
江戸時代中期、語尾に「山」をつけて語調を強くするのが流行っていたとか。でかい、すごいといえば山だったのか。頭に鬼をつける(「鬼うまい」など)感覚に近い︎寄せられたコメントの中に、インドで発見された言語で「山」を「ンゴ」と呼ぶという奇遇な逸話も。日本語は面白い。言葉は面白い。 https://t.co/dKQopyYtJd
— 脚本家・今井雅子@『嘘八百 京町ロワイヤル』1/31公開小説10/31発売 (@masakoimai) November 1, 2019
ff外から失礼します
なんという偶然なんでしょう... pic.twitter.com/rnFQHMQ9Vi— 中沢水 (@tanabotaboy) November 1, 2019
インド北西部で新たに発見された「コロ語」では「山」のことを「ンゴ」というそうです。かなりオカルトな話になってきますが、日本のネット発祥の流行語とインドの現地語に共通点があるなんてロマンがある話ですよね。
ギャルといえばギャル曽根さんのメガネが話題になりましたが、ギャル曽根さんってギャルって名乗っているのにギャルっぽい言葉を聞いたことがないので「いくらでも食えるンゴwww」とか言っているところを聞いてみたい気もします。
画像掲載元:SS.ナオキ