ふんわり食感と優しい甘みで人気の食パン、CMでもおなじみのパスコの超熟。筆者もホットサンドを作るときにお世話になっております。そんな「超熟」界隈に激震が走りました……。既に各社報道されておりますが、その超熟に「ネズミの体の一部」が混入していたということで自主回収となる事態になっています。
敷島製パン「超熟」ネズミの一部混入で自主回収
筆者も大好きな「超熟」で大きな事件が……なんと、クマネズミの一部が製品に混入したということで大きなニュースになっています。対象商品は超熟山型５枚スライス及び超熟山型６枚スライスの一部。全部で10万個余りということですが、これからの販売にかなりの影響が出そうです。
食パン「超熟」にネズミの一部混入か １５都県に出荷、１０万４千個回収 https://t.co/KfUiD7DSC9
敷島製パンは、パスコ東京多摩工場で生産した食パンにネズミとみられる小動物の一部が混入したとして、同じラインで生産し、１５都県に出荷した計約１０万４千個を自主回収すると発表した。
—産経ニュース (@Sankei_news) May 8, 2024
販売エリアは、茨城県・群馬県・埼玉県・山梨県・新潟県・神奈川県・静岡県・千葉県・東京都・栃木県・福島県・青森県・岩手県・宮城県・山形県となっており、北海道を除いた東日本全域となっているようです。
スーパーで状況を伺ってきました
実際にスーパーで販売状況を見ていると、超熟はかなり売れ残っている印象。回収された5枚切り6枚切りはもちろん、イングリッシュマフィンもダメージを受けているようです。
品出しをしていた方にお話を伺ってみると……「さすがにかなり落ち込んでいます」「入荷を絞っていますし、他のメーカーの食パンは品薄状態です」「他社を多めに入れて、品切れでお客様に御迷惑をかけないようにします」とのことでした。
「余計なものは入れない」というキャッチコピーが有名な「超熟」なのですが、余計なものどころかとんでもないものが混入されてしまった感があります。こういう案件には厳しくなっている世の中、汚名返上には時間がかかりそうです。
5月12日現在、なぜか公式Xでは一切この件に触れておりません。また、ホームページでも「お詫びと自主回収に関するお知らせ」とはありますが、ピックアップですぐに隠れてしまうのと「超熟」自体の商品ページには何もお知らせがないんですよね……そこはかなり気になるところではありました。
source：敷島製パン「超熟」
