「ポケモンシリーズ」は1996年に誕生して以降、世界中の方に愛され続けています。今月には「ポケモンスカーレット・バイオレット」が発売され、既に大ヒットを記録。そんなポケモンですが、Twitterにて、きりがみパパ
切り折り紙(@PKirigami)さんがご投稿した紙で制作された「ポケモン」作品が多くの方の熱視線を集めています。どの作品もずっと眺めていたくなるほど圧倒的な美しさを放っています。今回は制作秘話を伺いました。
美しい作品の数々に魅了!
紙でポケモンを制作されているというツイートを発見しました。見れば見るほどすごさが伝わる圧巻の
作品です。カラフルで細かい切り込みやこだわりの色使い、作者の思い入れが詰まった心惹かれる素晴らしい
作品ですね。
ツイートのリプ欄には「すごい」「まさに芸術」といった絶賛の声が世界中から寄せられ、盛り上がりをみせています。
・標本みたいで綺麗!
・めっちゃ綺麗で可愛いですねー。
・Wow!There so cool!
制作者さんインタビュー
制作者のきりがみパパ
切り折り紙(@PKirigami)(以下、きりがみパパさん)にお話を伺いました。
■プロフィール・制作を始められたきっかけを教えてください。
保育園で10年以上働いております。プライベートでは5歳と2歳の子の子育て中です。紙で
作品を作り始めたのは、10年ほど前に、園児に紙でバッタを切ってほしいと言われたのがきっかけです。図鑑を見ながらバッタの形に紙を切ったのですが、足を折ったら立体になり、「本物みたい!」と園児もとても喜んでくれました。それをきっかけに独学でレパートリーを増やしていきました。
本格的に
ポケモンを作り始めたのはコロナ禍に入ってからです。たまたまテレビで自分と同じように紙を切って折る方を見たのがきっかけで、「自分ももっとSNSなどで発信していこう!」と思い、とりあえず選んだテーマが
ポケモンでした。
子どものころものすごくハマっていたこと、園児からの人気が高いこと、数が多いので作り甲斐がありそうだなと思い選びました。
■きりがみパパさんは、
ポケモンが好きなのでしょうか?お好きなキャラクターはいますか?
はい。
ポケモンは初代から大好きです。男3兄弟で育ったので、兄弟でよく対戦していました。
ポケモンの魅力は、何百種類もいる
ポケモンから、自分が好きな
ポケモン・お気に入りを見つけられることかなと思います。SNSを見ていると、それぞれの
ポケモンにちゃんとファンがいて、その人の熱い想いが見れたりするので面白いです(笑)
自分は子供のころから「フーディン」という
ポケモンがお気に入りです。初代の151種類の
ポケモンは、当時何も見ないで全種類描けるくらいハマっていたので思い入れが強いです。
■どのように制作されているのですか?また、制作でこだわられているところなども教えてください。
作品作りにあたって、こだわっているのは、ハサミだけで作れることです。SNSにのせているようなカラフルな
作品は印刷された線を切りますが、いつもは園児むけに画用紙や折り紙をフリーハンドで切って即興で作っているので、「紙とハサミで平面を立体にする」という基礎は大事にしています。保育現場では色々な子のリクエストにこたえるので常にスピード勝負です(笑)
■いいねやRTされるなど、大きな反響がありますが、今はどのような心境でしょうか?
自分の作ったものを沢山の方に見てもらって反応をいただけるというのは、制作意欲もかきたてられ、
作品へのモチベーションへつながります。あたたかいコメントもいただき嬉しい限りです。
今後作りたい方向性は二種類あり、一つ目はより子どもがまねしやすいシンプルな
作品、もう一つは見ごたえのあるカラフルな
作品です。一人でも多くの子(もちろん大人もですが)が、自分の
作品を見て切り紙を始めてみようと思えたら、嬉しいですね。
きりがみ
パパさん、制作の裏側を垣間見れる楽しいお話をありがとうございました。
)には、素敵な
作品の数々がツイートされています。ポケモンの世界観も感じられ、妥協を許さないクオリティの高さに感動しますよ。今後もきりがみパパさんの
作品から目が離せないですね!新作も楽しみにしております。
ですよ!
)
\ この記事をシェア /