25日から始まる見通しとされている緊急事態宣言。中でも東京都は飲食店での酒類提供禁止も対策として検討しているとのことで、ネット上でも注目されています。また、新たに東京都では午後8時以降の店舗の消灯を行うよう要請する方向でいることも明らかになり、更に多くの関心を集めるところとなっています。また、時代に逆行するような対策に対して、様々な想像を巡らす人も多いようです。
東京都では午後8時以降の消灯を要請することが明らかに
現在、小池都知事が新型コロナウイルスの拡大防止のためとして、新たな考えを発表し話題になっています。
東京都内で午後8時以降は消灯を - 小池知事が街灯以外でと要請https://t.co/sxfNqfY2T3
— 共同通信公式 (@kyodo_official) April 23, 2021
東京都の小池百合子知事は23日の定例記者会見で、新型コロナウイルス対策で人出を抑制するため、午後8時以降は街灯を除いて店頭などの照明を消すよう業界団体などを通じて要請すると明らかにした。
引用:共同通信
もし、上記の会見で発表されたように午後8時以降、該当以外の照明が消されるということになれば、東京都に住む人の暮らしに大きな影響を及ぼすこととなりそうです。
先日の飲食店における酒類提供禁止も大変な注目を集めており、今後の生活を心配する声も多く寄せられている状況となっています。
「ヤシマ作戦かよ」とネット上で話題に
この消灯に関する会見内容に関し、ネット上ではあの有名作品を想起する人が続出する事態となっています。
灯火管制って、いっそヤシマ作戦にすればいいんじゃないか。
— らいすけいく (@ricecake_NGCFAN) April 23, 2021
20時に消した電気を集めて、大量のワクチン製造するんやろ?
作戦名は「ヤシマ作戦」とかいってさ。GW明けに大量のワクチンを目の前にして百合子が「こういうときどんな顔すればいいかわからないの。」っていうんやろ?
な?そうだよね?
まっとうな理由があってほしいんだよジョー!— ツーシーム投げ猫 (@0000snao) April 23, 2021
それは、あの「エヴァンゲリオン」に出てくる「ヤシマ作戦」です。
作中で実行されたヤシマ作戦は、国民の協力の上で電力の供給を停止、陽電子砲に電力を集中させるといったものでした。確かに今回発表された施策にイメージとして近しいものがあるかもしれません。
また、本年では「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が公開されたこともあり、尚更エヴァが強く印象に残っていた人が多かったことも関係していそうですね。
SNS上では「いっそヤシマ作戦にすればいいじゃないか」「20時に消した電力を使ってワクチン製造に使うんだろ」といった反応が多く寄せられています。
午後8時以降消灯をすぐに本当のヤシマ作戦だー!!ってネタにできるオタク本当に好き
世の中の政府は私達を守ってはくれないけど推しの作品は私達の心を救ってくれる— マシロ (@mutuki1724) April 23, 2021
また、「政府は私達を守ってくれないけど推しの作品は私達の心を救ってくれる」といった反応も見られます。具体的な施策がもっとも重要ではありますが、フィクションの作品もファンの心を癒やしてくれていると言えそうです。
不用心だからやめて欲しい。今でも普段より街が暗いので、ちょっと怖いのに。
百合子さんお気づきか知らないけど、繁華街はお店の照明に頼っている部分が大きい。街灯だけの暗がりで街飲み。治安悪化。やめて。
「都内で午後8時以降は街灯以外は消灯と知事」(共同通信)
https://t.co/PBwI7bZAfC
.— Yumiko ”miko” F (@nest1989) April 23, 2021
とはいえ、ネット上では「それが具体的にどう対策になるのか意味不明」「街頭以外の明かりがない街中怖すぎだろ」「もう何が何だかわからん」といった批判の声も少なくありません。
国民が納得できる施策は引き続き求められることとなりそうです。
関連する酒類提供禁止の話題はこちらで触れています。
source:共同通信