ピエール瀧の各企業の自粛の動きに対して、坂本龍一が異議を唱えて波紋を呼んでいる。音楽を愛する人達にとっては、許しがたい事態に陥っている。音楽は、著作者が作った国民共有の財産でもある。その財産を販売停止、回収、出荷停止、音楽配信停止は、果たして適切な措置と言えるのか?不快感を持つ方は、買わなければ、聴かなければいい。聴きたいひとの自由まで奪ってもいいのか?大いに議論されるべき課題だと思う。
気になる発言内容
「電気グルーヴのCDおよび映像商品の出荷停止、在庫回収、配信停止」
なんのための自粛ですか?電グルの音楽が売られていて困る人がいますか?ドラッグを使用した人間の作った音楽は聴きたくないという人は、ただ聴かなければいいんだけなんだから。音楽に罪はない。— skmtcommmons (@skmt09) March 14, 2019
「電気グルーブのCDおよび映像商品の出荷停止、在庫回収、配信停止」
なんのための自粛ですか?電グルの音楽が売られていて困る人がいますか?ドラッグを使用した人間の作った音楽は聴きたくないという人は、ただ聴かなければいいんだけなんだから。音楽に罪はない。
音楽に罪は無い。正しくその通りだ。音楽を愛する人にも罪は無い。その人の希望を奪うことは、果たして民主主義国家で適切なことなのか?坂本龍一さんは、単なる感情論では無く、音楽界の未来、そして日本の今、そして将来を憂いているに違いない。ネットでは、生まれてくる子に罪は無いなどの意見が上がっている。
ネットの反応
生まれて来る子に罪はない
— ひろお (@hiroo43431) March 14, 2019
本当にその通りです!
ドラッグやったアーティストの音楽を聴けなくするなんてナンセンスです!
こんなことしたら世界中、歴史に残る名盤がどれほど消えてしまうことか!
なんでも見えなくして批判を回避しようとする発想が残念でなりません!— もふもふ◁やびゃあ (@mofumofu_yabya) March 14, 2019
こんな時やっぱりCDってあるといい。配信と違ってアーティストへの思いがスタンドアローンで傍らに寄り添ってくれる。
— 磯部成志 (@isotsuru) March 14, 2019
CD文化の貴重さ
このような時に、CDの貴重さを実感する。CDがいくら売れない時代でも、CDという文化は消してはいけないのだと強く思う。便利さばかりを追求していると、思わぬところで、落とし穴に落ちることもある。今回の件は、そんな警鐘でもあるように思える。どんな文化でも、灯を消さずに、後世へと襷を繋いで行きたい。
どんなひとにも、どんなときにも、共感出来る選択肢を残して置けるように。