あなたの身の回りに「お嬢様」と呼ばれる人はいるでしょうか。なかなか日常的には見かけるものではないかもしれません。さらにそのお嬢様の中でも、「〜ですわ」といったお嬢様言葉を使う人となると現実ではほぼ見ないと思います。いざお嬢様言葉をマネしようと思うと、その奥深さに感心する声が話題になっています。
語尾を変えるではダメ
お嬢様言葉ってのはただ語尾を変えただけじゃダメなんだ。偏った語彙と刻み込まれた倫理観で"ソレ"を表現しようとして生まれる迂遠な表現が大切なんだ。
「ぶっ殺してやりますわ」じゃなくて「お墓のご準備をまだなされてなかったらごめんなさい」が欲しいんだ。— 渡辺さん (@wiwawiwiwowe) December 12, 2019
語尾を丁寧に変えただけでお嬢様感を出そうとするのは、一般人が陥りやすい失敗例のようです。倫理観でそのものを表現させて相手に想像させるような言葉遊びを混ぜていくことでお嬢様感が出てくるようです。皆さんもお嬢様をするときには教訓にしておきましょう。
ネットの反応
わかる!すてき!
— jun@Jun-nyan(sɹǝunɾ) (@juners) December 12, 2019
考えに共感を持ってくれる人が続出しています。なかなかこのことを言えずにモヤモヤとしていた人の言葉が多く見られました。
お嬢様に
「ぶっ殺してやりますわ」
と言わせたいなら
「お隠れになられたら?」
「草葉の陰で見守っててくださいな」
「永遠におやすみくださいませね」
「あなた、こちらは此岸ですわよ?彼岸にお帰りにならなくてよろしくて?」
くらいの機知と教養を感じさせる言葉使いができてやっとお嬢様です♡— カワリモノ (@mo_kawarimono) December 12, 2019
早速使い方を理解して、応用してくる人もいました。1つの言葉を表現するだけでも、多彩な言葉で言い換えられるためあなたの語彙力が試されることでしょう。
お嬢様ことばは基本的に「品」が必要なのだ。「〜ざます」をつければ、いいってものではない。例えば、鼻毛が出てることに気付いたら「そなたのお鼻…庭師が必要ですわ」と伝える。このような文学的なお遊び、そしてどう捉えるか独自の視座と豊かな感性、ちょっと意地悪な皮肉さが求められるのざます。
— たかまつなな/お笑いジャーナリスト (@nanatakamatsu) December 12, 2019
お嬢様芸人もつられて反応していました。「鼻毛」が出てることを伝えるために「庭師」という言葉を使うあたり、一般人からはなかなか「庭師」の言葉を導き出すのは難しいですね。品性のある単語を導き出すには、日常からお嬢様を意識して生活する必要がありそうですね。
過去には、「ムーンスティック」発売に大きなお嬢様方が歓喜したこともありました。
画像掲載元:ぱくたそ