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もののけ姫のキャッチコピー「生きろ。」の裏でエヴァが超カオスだったことが話題に


image:スタジオジブリ

8月13日に金曜ロードショーで放送される『もののけ姫』。1997年に劇場公開され、公開から24年経った今、世界中が新型コロナウィルスの脅威に怯え、もののけ姫のキャッチコピーである『生きろ。』が身に染みているという方も多いのではないでしょうか。公開当時、この『生きろ。』というキャッチコピーに注目が集まる中、同じ時期に公開された劇場版エヴァンゲリオンのキャッチコピーが真逆すぎて大きな話題となりました。

もののけ姫のキャッチコピー「生きろ。」

『生きろ。』というキャッチコピーの通り、もののけ姫は強いメッセージが込められた物語となっています。

キャッチコピーである『生きろ。』は作中にも登場しており、アシタカがサンに向かって「生きろ。そなたは美しい」と述べるシーンは印象に残っているという方も多いのではないでしょうか。

「アシタカに、生きろそなたは美しいと言って貰いたい人生だった」「生きろそなたは美しいってアシタカに言ってもらお」と、アシタカのセリフにキュンキュンしてしまうというジブリファンの方も。

コロナ禍の現在だからこそ、もののけ姫の『生きろ。』が身に沁みます。

劇場公開された1997年も、この強烈なキャッチコピーに注目が集まりました。そして、同時期に公開された『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』のキャッチコピーが『生きろ。』と真逆すぎると当時話題となったのです。

エヴァが同時期に劇場公開、「だからみんな、死んでしまえばいいのに…」がカオスすぎる

もののけ姫、新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に、共に劇場公開されたのが1997年7月でした。

『生きろ。』とは真逆の『だからみんな、死んでしまえばいいのに…』のキャッチコピーが対比され、当時ワイドショーでも話題となりました。

劇場公開当時高校生だった筆者は、ジブリファンとエヴァンゲリオンファンの間でキャッチコピーについて「生きればいいの?死んでしまえばいいの?」とカオスすぎる議論を交わし合った記憶が思い出されました。

『シン・エヴァ』庵野秀明監督とジブリ・宮崎駿監督は師弟でありライバルという不思議な関係で、庵野監督は宮崎監督をライバル視していたようなのです。

『Air/まごころを、君に』と同時期に公開されたのが、宮崎駿監督作品『もののけ姫』だった。

「だからみんな、死んでしまえばいいのに…」と「生きろ。」。

対照的なキャッチコピーで彩られた両作だが、事実、当時の庵野は『もののけ姫』とそれを作った宮崎を「仮想敵」として見ていたという。

source:現代ビジネス

当時、もののけ姫とエヴァンゲリオンののキャッチコピーが対峙し過ぎててカオス状態と大きな話題となりました。

しかしこのような背景を知ると、もののけ姫の『生きろ。』とはあえて真逆の『だからみんな、死んでしまえばいいのに…』を、エヴァンゲリオンのキャッチコピーに持ってきた庵野監督の心の内がわかるような気もしますね。

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