漢字やひらがな、アルファベットなどの文字の中にはよく似た形をしているものがあります。似ているとはいえ、そのような文字は1個ずつ並べられている場合には違いを確認できるのですが、複数並べられてしまうと全て同じに見えてしまうことがあります。どのフォントを使うかにもよりますがアルファベットの「O(オー)」と数字の「0(ゼロ)」も見分けにくい文字と言えます。
上の画像には「O(オー)」と「0(ゼロ)」が描かれています。
あなたは上の画像の中にどのような文字または図形が見えていますか。「〇(まる)」でしょうか、「O(オー)」でしょうか、「0(ゼロ)」でしょうか。
実は上の画像の中には、アルファベットの「O(オー)」と数字の「0(ゼロ)」が描かれています。「O(オー)」が139個、「0(ゼロ)」が4個描かれています。あなたは4個の「0(ゼロ)」を全て見つけ出すことができるでしょうか。
上の画像の中で使われている、「O(オー)」と「0(ゼロ)」をお示ししましょう。拡大してしているので、下の状態では簡単に見分けることができます。問題の画像の中にはこの2種類の文字が描かれているのですが、文字の大きさは小さく、144個も並べられているためにすべてが同じ文字のように見えてしまいます。
では、最初の画像をもう一度ご覧ください。
この画像の中から、4個の数字「0(ゼロ)」を見つけ出してください。もしあなたが迷うことなく4個の「0(ゼロ)」を見つけ出せるとしたら、あなたの観察力はかなり高いといえるのではないでしょうか。
「0(ゼロ)」が描かれている場所をお示ししていきますが、その順番はあなたが気付いた順番とは異なっているかも知れません。
4個の「0(ゼロ)」のうち、どの「0(ゼロ)」から見つけることができるのかは見つける人によって異なると思われます。
1個目の「0(ゼロ)」の文字色を赤色にしてピンクの円で囲みました。
2個目の「0(ゼロ)」も文字色を赤色にしてピンクの円で囲みました。
3個目の「0(ゼロ)」の文字色を赤色にしてピンクの円で囲みました。残っている「0(ゼロ)」はあと1個です。もう見つけることができていますか。
4個目の「0(ゼロ)」の文字色を赤色にしてピンクの円で囲みました。画像の中に描かれている「0(ゼロ)」はこれですべてです。
今回の画像の中で使った「O(オー)」と「0(ゼロ)」は比較的見分けやすいフォントを使っています。しかし、「シリアルナンバー」や「パスワード」に「O(オー)」や「0(ゼロ)」が含まれている場合は、見分けやすいといえず、見分けるまでに時間がかかることもあります。今回の問題で、簡単に「0(ゼロ)」を見つけ出すことができた人は観察力抜群な人ですね。
今回の問題はFacebook でリクエストを頂き作成しました。楽しんでいただければ幸いです。
似たような形をしている文字が並んでいるときに短時間で特定の文字を見つけ出すのは簡単ではありませんが、なぜか見つけたくなってしまいます。パズルの記事」一覧 の中にも同じ種類の問題があります。