
image:秒刊SUNDAY
今月、参議院選挙の応援演説中に銃で撃たれ、亡くなってしまった安倍元総理大臣。多くの方が悲しみ、現地では多くの人が、献花に訪れる様子が伺えました。今後「国葬」という議論もありますが、やはり改めて安倍氏の存在の大きさを実感させられる事件でした。そんななか、現地を訪れた人であろう方が、とんでもないものをメルカリに販売していると話題となっております。
安倍晋三元総理が最後に演説した場所で採取した石がメルカリで販売

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「安倍晋三元総理が最後に演説した場所で採取した石」というものがネットで販売されていると話題となっております。ネタとしては良いのかもしれませんが、実際にそんなものが販売、そして購入する人がいるのでしょうか。
ということでさっそくフリマサイト「メルカリ」を確認したところ、確かにその石は販売されておりました。価格は2,000円ほどで、なかには「SOLDOUT」つまり売り切れとなっているものもあります。
投稿者のコメントによると「ガードレールで囲まれた演説した場所で採取した。現地に赴けない人がいたらお譲りします」
とのこと。つまり、現地に献花などに行けない方向けに、販売しているものと思われます。
ただし、これは路上に落ちている石ころであり、安倍晋三氏が触ったわけでもなく、もちろん所有したものでもありません。
やまぬ安倍元首相関連のネット出品 最終演説地の「石」や揮毫の色紙も https://t.co/646WJQnPQ7
フリマアプリ「メルカリ」には、大和西大寺駅近くの事件現場で採取したとされる石が2300円で出品され、すでに落札されていた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) July 19, 2022
メルカリではこのほか、桜を見る会で使われたリボンや枡、そして安倍晋三氏の名刺などが販売されています。百歩譲って、そのような商品に関しては、何らかの因果関係はありますが、石ころは果たして価値があるのでしょうか。
ネットでは「そもそも、そこで拾ったものかもわからない、ベルリンの壁を思い出す、聖人になったみたいだ」など様々なコメントが寄せられております。
本当に価値があるのかどうか、何でも鑑定団にでも出演して、その真価を問いてほしいものです。